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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3626】立山 吟醸(たてやま)【富山県】

2018.11.6 21:42
富山県砺波市 立山酒造
富山県砺波市 立山酒造

【B蕎麦屋にて 全5回の①】

 山友のタケちゃん夫妻と飲んだ。近く予定されている、仲間とのキャンプでのコックをしてくれるよう、お願いがてら飲んだのだった。タケちゃんの住まいは、わたくしと100kmほど離れているが、新幹線を使えば、door to doorでおよそ1時間だ。飲み会場はB蕎麦屋。3人で飲むときは、いつもここ、と決めている。みんな、店主とも仲良しで、居心地が良いからだ。店主は、この日のために、店酒のレギュラーでない酒を用意してくれていた。ありがたい。

 まず、「天遊琳 手造り純米 夏純」(当連載【909】で掲載済み)をまずいただいたあと、「立山 吟醸」を飲んだ。「立山」はこれまで当連載で5種類を取り上げている。きれいな辛口酒というイメージを持っている。今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 タケちゃん「コメの味がする」
 酒蛙「軽快で、辛みと旨みが出ており、余韻が非常に辛い。なめらかなタッチ。ひとことで言うなら淡麗辛口酒」
 タケちゃん「うん、辛いっすね」
 酒蛙「やややっ! マグロ(北海道戸井産)の刺身と合わせたら、辛みが消え、酒がまるくなってきた。これは、すごいマリアージュだ」
 タケちゃん「たしかに!」
 酒蛙「飲み進めていくと、甘みも出てきた。酸はあまり出て来ず、奥の奥にすこしある程度。辛みが味を終始支配し、余韻も辛み」

 瓶の裏ラベルの表示は「アルコール分15度以上16度未満、原材料 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール、精米歩合 麹米53% 掛米53%、製造年月日18.08.09」。

 裏ラベルには「生産履歴をご覧頂けます」と表示、蔵のホームページのURLを載せている。蔵のホームページを開き、裏ラベルに書かれているロットナンバーと同じナンバーをクリックすると、以下の生産履歴が出てきた。

「軽快でキレイな味わいを持ち、フルーティでほのかな香りも上品な酒。スッキリとした喉ごしに旨味とコクが調和し、香味のバランスも良い。
アルコール分:15度以上16度未満、使用原料米名:米(国産・兵庫県山田錦1等米)米麹(国産米・兵庫県山田錦1等米)、精米歩合:麹米53% 掛米53%、容量:1800ml、製造年月日:H30.8.9」

 ロットナンバーは12種類あり、全部見てみたら、精米歩合は共通で53%。違うのは製造年月日。また、原料米のほとんどが兵庫県産山田錦の1等米だったが、一部愛山を使っていた。

酒蛙

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