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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3624】酒一筋 純米大吟醸 生 アンティーク(さけひとすじ)【岡山県】

2018.11.4 22:34
岡山県赤磐市 利守酒造
岡山県赤磐市 利守酒造

【Z料理店にて 全5回の④】

 夕方、ふらりと近所のZ料理店へ。ここの店主は、わたくしが飲んだことがないだろう酒を用意してくれるから、月に1回は訪れ、その厚意に報いなければならない。店主としても、わたくしに餌を与え、定期的に訪れるように、との深慮遠謀。それが見え見えなのが楽しい。

 今回も6種類ほど用意してくれた。わたくしが飲んでいない酒をなぜ揃えられるのか謎だ。気になるけど、あえて聞かないことにする。「麒麟山 純米 秋酒」「繁桝 特別純米 山田錦100%」「春霞 特別純米 山田錦 ひやおろし 栗ラベル黄」と飲み進め、4番目に飲んだのは「酒一筋 純米大吟醸 生 アンティーク」だった。

「酒一筋」とはまたベタな命名だが、当連載では今回の酒を含め、5種類を取り上げている。総じて、酸があまり表に出て来ない、落ち着き感のある酒質というイメージを持っている。今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 甘みがあり、まろやかな口当たり。吟醸香が上品かつ華やか。フルーティーで、リンゴのような果実香を感じる。とろみ感があり、やや濃醇。すこし遅れて酸が出てくる。

 瓶のラベルには、以下の酒造コンセプトが書かれている。「地酒にこだわり、地の米(軽部産・雄町米)を使い地から湧き出た水を使い、その地の気候風土で醸してこそ地酒であると考えております」

 また、蔵のホームページは、この酒を以下のように紹介している。「利守酒造が精魂込めて醸した『酒一筋』の酒一筋 アンティーク です。雄町米で醸した純米大吟醸酒を生のままアンティークビンに詰めた逸品。生ならではの香りと旨味をお楽しみ頂けます」

 ラべルの表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、アルコール分16度以上17度未満、精米歩合38%、甘辛度 中辛」。また、蔵のホームページの表示は「原料米 雄町米、精米歩合 38%、日本酒度+5、酸度1.3~1.4、アルコール度16~17度」。

酒蛙

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