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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【2463】山丹正宗 純米吟醸 出羽燦々 生(やまたんまさむね)【愛媛】

2016.6.21 22:09
愛媛県今治市 八木酒造部
愛媛県今治市 八木酒造部

【P居酒屋にて 全10回の②】

 四国の酒豪と一対一で飲むことになった。場所はもちろんP居酒屋。お茶目な店長が、わたくしが飲んだことがない蔵の酒を見つけてくれるとともに、各地の面白いラベルの酒を集めてくれるので実に楽しい。

 店長がトップバッター「ヤマサン正宗 吟醸 生」の次に持ってきたのは「山丹正宗 純米吟醸 出羽燦々 生」だった。「山丹正宗」はだいぶ前に「山丹正宗 純米 無ろ過生原酒」(当連載【1151】)を飲んだことがある。これはどうか。

 酒蛙「味が強いね」

 酒豪「存在感がある酒だ」

 酒蛙「濃醇。しっかりとした味わい。酸味が立つ。吟醸香は適度。甘み、旨みもある。余韻のエンディングは苦み。これはおいしいなあ」

 瓶の裏ラベルはこの酒を「山形県が開発した酒米『出羽燦々』で醸した純米吟醸。柔らかくて幅のある味わいと、華やかな吟醸香が特徴です」と紹介している。精米歩合は60%。

 使用米「出羽燦々」(でわさんさん)は山形県立農業試験場庄内支場が1985年、母「美山錦」と父「華吹雪」を交配。育成と選抜を繰り返し品種を固定。1995年に命名、1997年に種苗法登録された酒造好適米だ。

 瓶の裏ラベルはこの酒を「香りの高いタイプ(薫酒)」と位置づけているが、飲んだわたくしの印象は薫酒というよりは「コクのあるタイプ(醇酒)」だとおもった。

酒蛙