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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【2616】鷹勇 純米 ひやおろし(たかいさみ)【鳥取】 

2016.11.17 19:58
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鳥取県東伯郡琴浦町 大谷酒造
鳥取県東伯郡琴浦町 大谷酒造

【H居酒屋にて 全2回の①】

 会社から帰宅、普段着に着替え、近くのH居酒屋へ。今回は「鷹勇」「花垣」を飲むことにする。まずは「鷹勇」から。「鷹勇」を飲むの機会はけっこう多く、わたくしは好印象を持っている。

 今回、「鷹勇」「花垣」を飲む1週間ほど前に、テイスティングのため、同じ酒を冷酒でいただいている。このテイスティングは、1行コメント付きの酒メニュー表をつくるためだ。酒名だけずらり並んだメニューを見ても、ほとんどのお客さんはどんな酒なのか分からない。H居酒屋では、お客さんのために、酒質を1行で紹介する酒メニューを出しており、そのコメント書きはわたくしの役目、というわけだ。

 テイスティングのため「鷹勇 純米 ひやおろし」を1週間前に飲んだときの感想は以下の通り。

 店主「すんごい軽い」

 酒蛙「軽いタッチだけど、旨みと辛みと酸が出ている。余韻の辛みが全体を引き締めている」

 店主「言われないと、辛みが分からないよ」

 酒蛙「厚みはあまり無いね」

 店主「無い無い」

 酒蛙「いわゆるところの淡麗辛口酒だ」

 1週間後、今度はこの「日本酒津々浦々」の記事を書くため、飲み直す。まずは冷酒で。

 店主「酸が来ました」

 酒蛙「酸がずいぶん出ているね。封開けのときと、かなり違うね。基本的にはさらりとした飲み口。酸に旨みが伴う。淡麗辛口だが、やわらかさもある」

 店主「苦みと辛みが出ている。辛みの印象が強い」

 酒蛙「酸がいい。厚みはあまり無い」

 店主「飲みやすい酒だ」

 酒蛙「そうそう、飲み飽きしない酒質なので、宴会酒向きだ。17℃くらいの温度がいいね」

 次に、ぬる燗にしていただいてみる。湯煎で温度はちょうど40℃。

 酒蛙「やわらかくなる」

 店主「酸と苦みがじわじわ来る」

 酒蛙「やわらかくて、酸と苦みが来る。苦みが目立つ。いいね、酸がいいね、やわらかな旨みもいい」

 瓶の裏ラベルの表示は「原料米品種 山田錦40%、玉栄60%、精米歩合60%」。H居酒屋がこの酒を買った酒屋のちらしは、この酒を以下のように紹介している。

「秋上がりの絶妙な酒。風味と味わいの余韻がのこる酒。深い味わいと豊かな風味の辛口純米酒。原料米に山田錦・玉栄を使用し60%まで磨き秋口まで寝かせました。穏やかな香りで、夏を越し秋の気配とともにお米の旨み・コクが豊かで深い味わいと豊かな風味の飲み応えのある辛口の純米酒に仕上がりました」

酒蛙

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