メニュー 閉じる メニュー
文化

文化

日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【2634】醸し人九平治 純米大吟醸 雄町 精米歩合50% SAUVAGE(かもしびとくへいじ)【愛知】

2016.12.7 22:20
愛知県名古屋市 萬乗醸造
愛知県名古屋市 萬乗醸造

【日本酒研究会月例会 全6回の⑤】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。今回は、メンバーのBとKが仕事のため欠席、5人での飲み会となった。

 店主がトップバッター「Fu. 純米」に続いて持ってきた3種類の酒は「千寿白拍子 純米」「天下錦 純米 試作 第二號仕込み」「泗水郷 佐倉 純米吟醸 壱度火入れ」だった。この3種類は、わたくしにとって、初蔵酒。数年前、メンバーのJが「全国全蔵の酒を飲もうじゃないか」という無謀とおもえる目標を掲げ、これに店主が賛同、協力してくれているのだ。ありがたいことだ。

「5番目と6番目は、蛙さんが選んでください」と店主に言われたわたくしは、絶対に間違いの無い「醸し人九平治」を選んだ。今回は「純米大吟醸 雄町 精米歩合50% SAUVAGE」である。SAUVAGEは、フランス語で野性的、ワイルドという意味だ。雄町酒だから野性的なのかな? どうもSAUVAGEの意味するところが分からない。さて、いただいてみる。 

 酒蛙「旨いっ! 甘みと旨みがふくよかでやわらかく、フレッシュな酸が好ましい。甘旨酸っぱい酒だ」

 T 「これは、しっかりしている」

 F 「甘旨酸酒だ」

 T 「ずいぶんまとまっている酒だ」

 FM「酸がいいですね」

 酒蛙「上立ち香も含み香もフルーティー」

 F 「ブドウの風味がする」

 酒蛙「キレも良い。こりゃ、旨い酒だ」

 F 「マスカット風味がする」

 酒蛙「そうそう、そうおもう。やや華やか。厚からず、薄からずで、バランスが抜群。酸がいいなあ。エンディングは苦み」

 瓶の裏ラベルに、飲み手の注意事項として、以下のことが書かれている。

「皆様の食のシーン・テーブルが、この品と対話して頂くことで、より一層楽しく相乗されることを造り手として願っております」

〈酒器〉ワイングラスでお召し上がり頂くと、香り、表情を多岐に感じて頂けると思います。

〈温度〉お召し上がり頂く品温にて表情に多様性を見せて行きます。

〈相性〉お料理の相性により楽しみ方の幅が広がります。

〈変化〉開栓直後から時間軸と共に印象が変わっていきます。その変化をお楽しみ下さい。

〈保管〉保管温度で、熟成のスピードが違って参ります。お手元での保管は冷蔵をお選び頂くと、複数年コンディション良き熟成を見せて行きます。

〈西暦〉西暦は、お米が収穫された年になります。この品にて皆様のその年を思い返して頂くキッカケになれば幸いです。

酒蛙

関連記事 一覧へ