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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【2791】たかちよ 豊醇無盡 無調整 生原酒 Kasumi 桃ラベル【新潟】

2017.3.15 17:23
新潟県南魚沼市 高千代酒造
新潟県南魚沼市 高千代酒造

【P居酒屋にて 全11回の⑦】

 3カ月ぶりに、オタマジャクシ&U&美女軍団との飲み会。オタマジャクシは蛙のわたくしより若いため、そう自称している。今回は、オタマジャクシの上司Fさんが初参加、たいそう盛り上がった。飲み会会場は、いつものP居酒屋。

 P居酒屋の店長は、わたくしが、自分にとっての初蔵の酒を飲みたがっているのを承知しており、わたくしが予約して暖簾をくぐるたびに3-4種類の初蔵酒を用意してくれ、わたくしを喜ばせてくれる。今回は特別に8種類の初蔵酒を用意してくれた。出血大サービスだ。ありがたい。とてもとてもとてもとても嬉しい。ありがたい。

 さて、初蔵酒8種類の中から、「八幡川 純米大吟醸」「関西一 純米吟醸」「白天龍 純米吟醸」「白牡丹 純米」「三谷春 本醸造 本造り 生」と飲み進めたが、ここでオタマジャクシが「自分の飲みたい酒を飲みたい!」と反乱。そこで、オタマジャクシが飲みたいという「Takachiyo AIYAMA 59」をいただき、次もオタマジャクシが指定した「たかちよ 豊醇無盡 無調整 生原酒 Kasumi 桃ラベル」だ。

 どうやらオタマジャクシは高千代酒造の酒がお好みらしい。「たかちよ」シリーズはこれまで、緑ラベル「たかちよ 豊醇無盡 しぼりたて生原酒 おりがらみ」(当連載【891】)と黒ラベル「たかちよ 豊醇無盡 純米大吟醸 無調整 生原酒 厳選中取り本生」(当連載【1160】)を飲んだことがある。さて、この桃ラベルはいかに。

 グラスに注ぐと、うすにごり。これを「Kasumi」と称しているのだろう。

 ウッチー「酸味がある」

 オタマジャクシ「これはね、濃醇なお酒です」

 F 「ジューシー旨口酒だ」

 酒蛙「そう、その通り。ジューシーで、旨み、甘み、酸がたっぷりあるが、さわやかな飲み心地。フルーツ香がすごいなあ」

 美女MOさん「フルーツ香は桃というよりパイナップル。単にパイナップル香というよりは、完熟・過熟パイナップル風味がする。ピリピリくる」

 酒蛙「甘みが濃厚。たしかにピリピリ、ガス感がある。このガス感がさわやかさを演出している」

 美女Oさん「じゅわっとジューシー」

 酒蛙「“たかちよDNA”の風味。フルーティー&濃醇。甘旨酸っぱくて、やわらか、ふくよか。濃醇だが、さっぱり感、綺麗感がある」

 相変わらずの激旨酒だった。オタマジャクシならずとも好きになる酒だった。

 しかし、ラベルの表示は「原材料名/米(国産)・米麹(国産米)」にとどまり、蔵のホームページを見ても「

原料米:非公開、精米歩合:非公開」とそっけない。これでは、純米系の酒であることしか分からない。食品の成分表示が細かく義務付けられている社会的流れの中にあって、これでは不親切。特定名称のクラスや精米歩合を表示していただきたいものだ。

酒蛙

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