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日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【2798】三芳菊 阿波五百万石 純米吟醸 生原酒 ワイルド・サイドを歩け(みよしきく)【徳島】 

2017.3.19 21:19
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徳島県三好市 三芳菊酒造
徳島県三好市 三芳菊酒造

【K立ち飲みにて 全13回の③】

 酒友のPとTと3人で、立ち飲みの店に出かけた。食べ物は持ち込みなので、PとTは焼鳥や寿司を買ってきた。この店は、有名地酒蔵の酒はいっさい無く、あまり知られていない中小蔵の酒を応援するため、これらを中心に置いている。冷蔵庫に置いている酒は約100本。この中から、飲んだことのない酒を選んで飲んでいった。

「八咫烏 山乃かみ酵母仕込み 純米」「越後一会 純米吟醸 無濾過原酒」と飲み進め、3番目に選んだのは「三芳菊 阿波五百万石 純米吟醸 生原酒」だった。「三芳菊」は以前、「三芳菊 雄町 純米吟醸 生原酒」(当連載【56】)を飲んだときの、強烈な甘さが、強く記憶に残っている。さて、これはどうか。 

 フルーティー。甘い!!! これもかなり甘い。甘いけれど、爽やかなナニカがある。だから、ベタベタした甘さではない。そして、ジューシー。デザートスイーツをおもわせる、おしゃれな甘さだ。適度な旨みと酸味もある。焼鳥の「ぼんじり」と合わせたら、酒の甘みと焼鳥の甘みが相殺され、酒の辛みが澎湃と浮かび上がってきた。実に面白い! でもこれは、蔵元さん想定外の飲み方かもしれないが・・・。

 瓶の裏ラベルの表示は「阿波五百万石100%使用、精米歩合60%」。

 この酒には「ワイルド・サイドを歩け」という副題が付いている。さまざまなサイトを見てみると、この「ワイルド・サイドを歩け」は、シリーズ化しているようだ。しかし、このシリーズのコンセプトがまったく分からない。今回のように純米吟醸でも「ワイルド・サイドを歩け」を名乗っているし、、等外米を使った普通酒扱いの実質純米系の酒でも「ワイルド・サイドを歩け」を名乗っているし・・・。分からない。裏ラベルに一言説明が必要だ。たぶん、ほとんどの人が、この「ワイルド・サイドを歩け」のコンセプトが分からないとおもう。

 さて、この蔵の杜氏さんのブログを見たら、「ワイルド・サイドを歩け」について、以下のように記している。

「大好きなルー・リードの曲から取ったものですが、まあ自分もこうありたいなあという願望ですので、そんなに決意表明のようなものでもなく、なんとなくつけたものなんです」

酒蛙

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