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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【2804】酒人 本醸造 うすにごり生原酒(さかんど)【愛知】

2017.3.20 22:42
愛知県安城市 神杉酒造
愛知県安城市 神杉酒造

【K立ち飲みにて 全13回の⑨】

 酒友のPとTと3人で、立ち飲みの店に出かけた。食べ物は持ち込みなので、PとTは焼鳥や寿司を買ってきた。この店は、有名地酒蔵の酒はいっさい無く、あまり知られていない中小蔵の酒を応援するため、これらを中心に置いている。冷蔵庫に置いている酒は約100本。この中から、飲んだことのない酒を選んで飲んでいった。

「八咫烏 山乃かみ酵母仕込み 純米」「越後一会 純米吟醸 無濾過原酒」「三芳菊 阿波五百万石 純米吟醸 生原酒」「丸眞正宗 吟醸 辛口」「越乃雪しずく 純米吟醸」(当連載【2476】)、「帝松 熟 純米吟醸 原酒」「さとこのお酒 純米吟醸」「霧の華 清酒発泡性①」「白目の舞 純米 無濾過生原酒」と飲み進め、10番目に選んだのは「酒人 本醸造 うすにごり生原酒」だった。さて、いただいてみる。

 酒蛙「うっすらと濁っている。きれいな濁り方。フルーティーな香りがさわやか。プチプチ微発泡を感じる」

 T 「おいしい。水飴みたいな味」

 酒蛙「甘辛酸っぱい。中盤から余韻は辛み。かなり辛い。余韻も辛み。甘みはあるのだが、やっぱり辛い。甘みと辛みが同居している感じ。味が強い。やや濃醇」(強いのも道理。ラベルによると、アルコール分が18度以上19度未満だった)

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「春に田植えを行い、秋に刈り取った安城産酒造好適米『若水』を65%まで磨き上げ、醸し出した本醸造うすにごり生原酒。搾ったまま何もてを加えず、生詰めいたしました。うすにごり酒のフルーティーな香りと本醸造酒ならではのキレ・コク・米の旨味がお口の中で広がります」

 裏ラベルの表示は「原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール、原料米 愛知県安城産『若水』100%、精米歩合65%」。「若水」は、愛知県農業総合試験場作物研究所が1972年、母「あ系酒101」(「あ系酒101」の母は「玉栄」、父は「露葉風」)と父「五百万石」を交配させ育成した品種で1985年に品種登録された。

酒蛙

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