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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【2836】奈良萬 純米吟醸 酒未来(ならまん)【福島】

2017.4.5 17:25
福島県喜多方市 夢心酒造
福島県喜多方市 夢心酒造

【日本酒研究会拡大場所 全15回の①】

 異業種間の酒飲み会である日本酒研究会。2007年にスタート以来、毎月欠かさず開催、足掛け11年を数える。この間、人事異動でメンバーが交代してきた。このため、何年かに一度の頻度で、新旧メンバーが一堂に会しての飲み会を開いている。今回は2年半ぶりの開催となった。

 飲み会は午後7時開会だが、午後6時からぼちぼち集まり始めた。ということで、正式開会を前に飲み始めることにする。ほかのメンバーはビールを飲むが、わたくしは店にあった「奈良萬 純米吟醸 酒未来」を飲んだ。「奈良萬」は飲む機会が多い酒で、当連載でも6種類を紹介しており、落ち着いた酒質というイメージを持っている。この酒はどうか。いただいてみる。

 吟醸香はほのか。ジューシー感があり、旨みたっぷり。酸と苦みが印象的。きれいな酸がすばらしく、メリハリのある、しっかりした味わい。余韻は苦み。やや濃醇。

 ラベルの表示は「原料米 酒未来100%、精米歩合53%」。

「酒未来」についてウィキペディアは、「1999年、民間機関開発。高木酒造の高木辰五郎が山酒4号/美山錦を交配して育種。米雑穀卸業の株式会社アスクが商標登録の権利を有する」と説明している。

 また、地酒屋サンマートのサイトの中にある「お酒用語集」では、以下のように説明している。「『十四代』で知られる山形県の高木酒造の高木辰五郎社長が、『山酒4号』『美山錦』を交配して育種した酒造好適米。自社で交配、育成し、地元の山形県内で栽培した酒造好適米を用いた日本酒を醸造することにより、全国に山形の清酒をアピールする目的で誕生。酒造会社自ら酒米の交配、育種を手掛けた例は全国的でも珍しく、『龍の落とし子』と兄弟系統にある『酒未来』は、山田錦の交配種にあたり、品種改良によって山田錦の系統を受け継いだ醸造適正が非常に優れた酒造好適米です」

酒蛙