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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【2931】秘めごと 純米吟醸(ひめごと)【山形】

2017.6.13 0:20
山形県酒田市 松山酒造
山形県酒田市 松山酒造

【日本酒研究会月例会 全6回の①】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。フルメンバーは7人だが、今回はBとFが仕事のため欠席、5人での例会となった。

 店主がトップバッターとして持ってきたのは「秘めごと 純米吟醸」だった。わたくしにとって初めての蔵のお酒だ。わたくしが、飲んだことがない蔵の酒を飲みたがっているのを知っている店主が、わたくしにとっての未飲蔵酒を店に入れてくれるのだ。ありがたい。感謝感謝、だ。

 それにしても、なんたる艶めかしい酒名。みんな、酒名を見て、たじろぐ。気をとりなおして、いただいてみる。

 酒蛙「穏やかで、やわらかくて、きれいな酒。淡麗だ。ラベルの女性のようにきれいな酒だ」

 T 「さわやかな酒だ」

 酒蛙「後味がすこしなめらかではないかな」

 H 「そんな感じだけど、ラベルのあねさんに免じて許す」

 T 「まったりしている」

 酒蛙「甘みがあり、旨みがややすくない。酸があまり感じないので、平板なタッチに感じる」

 FM「苦みがある」

 酒蛙「吟醸香がほのかにある。酸は奥の奥にすこしある」 

 FM「際立ったものがない。特徴があまりない」

 酒蛙「ケレンの無い平均的なお酒。飲み進めていったら、酸がだんだん出てきた」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「ラベルに郷土出身佐藤公紀画伯の作品を使わせていただきました。人を温かく包み込む味わいと微かな吟醸香と笛の調べの秘めごとをお楽しみ下さい」

 また、蔵のホームページは「香りの高さと味のキレ、バランスの良い素直な酒」と紹介している。

 瓶の裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合50%」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 この蔵の主銘柄は「松嶺の冨士」(まつみねのふじ)。

酒蛙