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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【2949】吉乃友 純米吟醸 無濾過生原酒(よしのとも)【富山】

2017.6.25 17:26
山市婦中村 吉乃友酒造
山市婦中村 吉乃友酒造

【TT居酒屋にて 全9回の⑤】

 酒友T、O、Sら5人で飲み会を開くことになった。場所はTT居酒屋。1カ月ほど前、ここを初めて訪れたわたくしは、とても気に入り、今回の飲み会場に決めた。1回目からI店長やフロアのE嬢と仲良しになり、2回目にしてすでに何回も来ている気分に。

「あざくら もぎたて❤りんごちゃん 無濾過生原酒」「栄光冨士 菫露 威吹 純米大吟醸 無濾過生原酒」「志太泉 ラヂオ正宗 純米吟醸 生酛」「菊鷹 雲外蒼天 山廃 純米吟醸 無濾過生酒」に続いて5番目にいただいたのは「吉乃友 純米吟醸 無濾過生原酒」だった。

 この蔵の酒はこれまで「よしのとも 純米 六割精白」(当連載【1370】)と「吉乃友 純米 無濾過生原酒」(当連載【2877】)を飲んでいる。とくに「吉乃友 純米 無濾過生原酒」は、今回の酒の姉妹版。ともに、このTT居酒屋でいただいている。さて、今回のお酒はどうか。

 O 「カクテル系。カクテルの香りがする。果実系。桃に似ている。女性が絶対に好きなタイプの酒だ」

 酒蛙「たしかに桃の香りがする。さわやかな酸が立っているので、酸と桃香と甘みが合体して、とてもジューシー」

 T 「華やかなお酒だね」

 酒蛙「甘みが立っているけど、酸味たっぷりなので、すっきりして爽やかな飲み口。軽快感がある。後味も桃の風味。やさしい味わいのお酒だね」

 この店は、酒メニューに、店長の?テイスティング結果を載せている。これがあれば、お客は、どんな酒なのか分かる。ナイスだ。その酒メニューはこの酒を「香り りんご、甘辛 甘口、味わい 瑞々しいアップル」と紹介している。

 わたくしたちは「桃」と感じたが、酒メニューは「リンゴ」。ま、果実系の風味であることに変わりはない。

 瓶の裏ラベルの表示は「アルコール分15度、原料米 富山県産富の香100%、精米歩合60%、酵母 魚津リンゴ花酵母(富山県食品研究所開発酵母)」。

「富の香」(とみのかおり)は富山県農林水産総合技術センター農業研究所が1997年、母「山田錦」と父「雄山錦」を交配。育成と選抜を繰り返し開発、2010年に品種登録された新しい酒造好適米だ。

 蔵名・酒名の由来について、蔵のホームページは「吉乃友という名前の由来は、吉は蔵元である吉田家の『吉』より、友は酒を酌み交わす友を意味しています」と説明している。

 また、蔵のホームページは「吉乃友酒造の歴史」と題し「昭和40年代より、他社に先がけて純米酒の製造を開始しました。昭和60年頃、純米酒の製造比率が50%を超え、現在では製造量の100%が純米酒です」と紹介している。純米酒づくりに自信と誇りをもっているようだ。

酒蛙

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