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日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3046】高千代 蔵びらき限定 純米酒 生酒(たかちよ)【新潟】 

2017.8.30 21:41
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新潟県南魚沼市 高千代酒造
新潟県南魚沼市 高千代酒造

 夕方、ふらりと近所のうなぎ屋さんへ。この店の定番酒は、ありきたりの地酒3種類。しかし、酒好きな店主は厨房の冷蔵庫に“隠し酒”をいつも入れている。わたくしはこの“隠し酒”が目当てで、店に入ると「店主のおすすめのお酒を」と注文する。何が出てくるか。“闇鍋”的な楽しさがある。

 今回持ってきたのは「高千代 蔵びらき限定 純米酒 生酒」だった。高千代酒造の酒は飲む機会が多く、これまで当連載で8種類を取り上げている。濃醇酸味フルボディー系の酒、という印象を持っている。この酒はどうか。

 アタックがすごい。甘旨酸っぱくて、とろみあり、濃醇。分厚い。軽いうすにごり。フレッシュ感があり、非常にジューシー。余韻は旨みと酸味。エンディングはすこしの苦みと辛み。甘み、旨み、酸がそれぞれよく出ている。ふくよかで、やわらかく、それでいて力強い。激しく旨い。わたくしのストライクゾーンど真ん中のお酒だった。

 封緘ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合65%、アルコール分15度」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 ネット情報によると、「純米生酒に今年も純米大吟醸のオリを特別に絡めた」とのこと。

 酒名および蔵名の「高千代」の由来についてコトバンクは「酒名は、多くの人が千代に八千代に栄えるようにとの願いを込めて命名」と説明している。

酒蛙

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