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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3601】南 特別純米(みなみ)【高知県】

2018.10.21 22:49
高知県安芸郡安田町 南酒造場
高知県安芸郡安田町 南酒造場

【父の日プレゼント 全8回の⑥】

 父の日プレゼントとして、二男からカップ酒の詰め合わせが贈られてきた。味ノマチダヤがプロデュースしたカップ酒だ。ここ数年の恒例で、わたくしは非常に楽しみにしている。むろん、酒の種類が重複することはない。二男はぬかりなく、過去に贈ったものをチェックしているようだ。よってわたくしは毎年、違うカップを楽しんでいる。

 毎日、1個ずつ晩酌で飲み、「磐城壽 純米 海の男酒カップ」「来福 純米カップ 純米吟醸 好適米愛山使用」「早瀬浦 純米 稲穂カップ」「石鎚 吟醸 夏吟 槽搾り」「南 純米吟醸」に次いで6番目にいただいたのは「南 特別純米」だった。

「南」は当連載でこれまで、今回のお酒を含め8種類を取り上げている。しかも、一升瓶での「南 特別純米」(当連載【2531】)も取り上げている。一升瓶とカップとでは中身は同じだろうが、テイスティングをしちゃったので、カップ酒の特別純米も取り上げることにする。

 酸が立ち、さっぱりとした飲み口。苦みがけっこう強く出ている。甘みと旨みはややすくなめ。余韻は苦・渋・辛。セメダイン的(わたくしが好きなベンゼン環芳香族系の芳香)な含み香も感じられる。あまり厚みがなく、さらっとした飲み口で酸が立っているので、まったく飲み飽きすることがない。晩酌酒や宴会酒に最適だ。

 次に、ぬる燗で飲んでみる。温度は40℃。基本的に冷酒のときと同じ味わいだが、酸・辛・苦・渋というすべての味が強まり、甘みと旨みも冷酒のときより出てくる。なんといっても一番立っているのが酸。そして苦み。軽快感もある。
 
 ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合60%、アルコール分15.0度以上16.0度未満、製造年月2018.5」

酒蛙

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