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日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3058】太平記の里 特別純米(たいへいきのさと)【群馬】

2017.9.13 21:15
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群馬県大田市 山崎酒造
群馬県大田市 山崎酒造

【H居酒屋にて 全3回の①】

 異業種の仲間と山の会をつくっている。登れば必ずH居酒屋で反省会を開く。反省会とはすなわち飲み会のことだ。飲むために登っている感もあるほど、きちんと飲んでいる。

 その飲み会のとき、わたくしが飲んだことがない蔵の酒を持ち寄るのが、いつのころからかの“お約束”になっている。今回の初蔵酒は2種類だった。まずいただいたのは「太平記の里 特別純米」。

「太平記の里」とはずいぶん直球な酒名だ。蔵のある群馬県太田市(旧新田町、旧尾島町、旧藪塚本町を含む)と近郊は、太平記に登場する新田義貞らゆかりの人たちの足跡が多数あることから、“太平記の里”と言われているのだそうだ。さて、冷酒でいただいてみる。

 A 「昭和レトロ的熟成感的香味がある」

 酒蛙「甘み・旨みがあり、酸があり、やや辛口で、すっきりとしたタッチ。クセは昭和レトロ的熟成感的香味」

 A 「昭和レトロ的熟成感的香味は、それほど強烈ではない」

 E 「コクがありますね」

 酒蛙「飲みやすい酒質だ。温度がすこし上がったら、昭和レトロ的熟成感的香味かなり出てきた」

 店主「しっかりとした味わい。酸がある。飲みやすいお酒だ」

 酒蛙「ふるさと的ノスタルジックな味わいのお酒だ」

 瓶の裏ラベル後日見て驚いた。わたくしの感想と全く同じ「やや辛口」と書かれていたではないか! 裏ラベルの表示は「原材料 米(国産)、米こうじ(国産米)、精米歩合60%」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 蔵のホームページはこの酒を以下のように紹介している。「米と米麹を原料とした純米酒、その中でも精米歩合を60%まで高めた、特別純米酒です。米本来のうまみと香りが一番感じられます。深い味わい」

 この蔵の主力銘柄は「太平記の里」と「日本譽」(にほんほまれ)。「日本譽」とはすごい酒名だ。

酒蛙

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