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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3065】長陽福娘 山田錦純米酒 ライト(ちょうようふくむすめ)【山口】 

2017.9.22 21:19
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山口県萩市 岩崎酒造
山口県萩市 岩崎酒造

【B居酒屋にて 全5回の③】

 なじみのNスナックのママから同伴をおねだりされていた。長らくうっちゃっていたが、根負けし、一緒にB居酒屋へ。NスナックとB居酒屋の距離は歩いて1分くらい。「B→N」は、わたくしのお約束コースだ。ママはビールオンリー。わたくしは酒を飲む。

「磐城壽 純米吟醸 夏吟」「来福 純米吟醸 夏の酒」と飲み進め、3番目に選んだのは「長陽福娘 山田錦純米酒 ライト」だった。「長陽福娘」は、居酒屋で比較的目にするお酒で、当連載ではこれまで4種類を取り上げている。この酒はどうか。外見は、いかにも夏酒だ。

 甘酸っぱくて、やわらか軽やか。これが第一印象。同時に、爽やか感を感じるが、この爽やか感は、きれいな酸に由来するのか。やさしい飲み口で、非常にジューシー。甘みは、スイーツデザートや和三盆みたいに上品だ。ずいぶん軽やかだなあ、とおもって裏ラベルを見たら、アルコール分が13度。これは驚いた。ワイン並みのアルコール分だった。アルコール分が15-16度という一般的な清酒と比べ、13度となれば、格段にライトに感じ飲みやすくなる。

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している

「『美味しいけれども日本酒はチョット』 そんな方々に美味しさはそのままにアルコール控えめな長陽福娘を造ってみました。まろやかな甘みと酸味。もろみの段階で調整を行い搾ったいわゆる原酒仕様の火入れ商品です」

 裏ラベルの表示は「原料米 山田錦100%、精米歩合60%、アルコール度数 13度(原酒・上槽後無調整)」。加水で13度に下げたのではなく、原酒で13度だったのだ。低アルコール原酒をつくるには、技術が必要と聞く。

 酒名「長陽福娘」の由来について、蔵のホームページは「銘柄『長陽福娘』の由来は、創業当時岩崎家に女子が続けて誕生したのをうけて、子供が福々しい良い子に育つようにと願いを込めて名付けられました」と説明している。

酒蛙

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