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日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3066】武の井 純米吟醸 ヒマワリ酵母仕込(たけのい)【山梨】 

2017.9.23 17:14
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山梨県北杜市 武の井酒造
山梨県北杜市 武の井酒造

【B居酒屋にて 全5回の④】

 なじみのNスナックのママから同伴をおねだりされていた。長らくうっちゃっていたが、根負けし、一緒にB居酒屋へ。NスナックとB居酒屋の距離は歩いて1分くらい。「B→N」は、わたくしのお約束コースだ。ママはビールオンリー。わたくしは酒を飲む。

「磐城壽 純米吟醸 夏吟」「来福 純米吟醸 夏の酒」「長陽福娘 山田錦純米酒 ライト」と飲み進め、4番目に選んだのは「武の井 純米吟醸 ヒマワリ酵母仕込」だった。

 武の井酒造の酒は、いまや「青煌」(せいこう)が看板銘柄的存在で、当連載でも3種類を取り上げているが、創業時からの銘柄で、地元の人たちに親しまれているのは「武の井」。こちらは当連載【2912】で「武の井 純米吟醸 さくら酵母仕込」を取り上げている。今回のお酒は同じシリーズのヒマワリ酵母。さて、いただいてみる。

 さらっとした飲み口だが、古本屋的香味のような個性的な味わいが、ずーっと残る。酸が出ており、すっきり爽やかなタッチ。キレが良い。余韻は苦み。

「さくら酵母」の酒は、とろみ感のある甘旨酒で、酸がすくなく、全体的にやさしいタッチのお酒という印象だったが、「ヒマワリ酵母」のお酒は、酸が出てすっきり、さっぱりしたタッチで、ずいぶん違う酒質のようにおもえた。両者並べてテイスティングをすれば、もっとはっきりと違いが分かるのだろうが、記憶やメモをもとにしての比較は、自信が無い。

 瓶のラベルの表示は「原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)、精米歩合60%、アルコール分16度。東京農大花酵母研究会会員蔵」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 蔵名・酒名の「武の井」の由来について、コトバンクは「酒名は、創業者の名・清水武左衛門の『武』と井戸の『井』を合わせて命名」と説明している。

酒蛙

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