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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3069】若清水 純米吟醸(わかしみず)【福島】

2017.9.25 22:16
福島県石川郡平田村 若清水酒造
福島県石川郡平田村 若清水酒造

【日本酒研究会月例会 全6回の②】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。今回は前回同様、S、KO、Fが仕事のため欠席、4人での例会となった。

 店主がトップバッター「勿来の関 純米」に続いて持ってきたのは「若清水 純米吟醸」だった。わたくしは、全国全部の現役蔵の酒を飲むことを目指している。この趣旨に賛同した店主が、わたくしにとっての初蔵酒をせっせと集めてくれている。「勿来の関」「若清水」も初蔵酒。ありがたいことだ。感謝感激だ。さて、いただいてみる。

 酒蛙「吟醸香がほのか。甘い」

 H 「一口目が甘い」

 T 「最初に飲んだ『勿来の関』より甘い」

 酒蛙「甘みが旨みを伴っている。ふくよか、やわらかなな飲み口。ボリューム感がある。酸は出て来ないが、フレッシュ感がある」

 H 「そうだ」

 酒蛙「余韻は軽い苦みと辛み。飲み進めていったら、奥から酸が、わずかに出てきた」

 K 「口が慣れてきたら、良くなってきた」

 H 「うん、なるほど」

 酒蛙「おいしい。デザートスイーツ的な甘み。ふつうの甘みとはちょっと違う」

 ラベルの表示は「原材料名 米(国産)・米麹(国産米)、精米歩合55%、アルコール分16度」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だが、蔵のホームページでは「夢の香」と開示している。

 ホームページは、この酒を以下のように紹介している。

「香り華やか。福島県が独自に開発した酒造好適米『夢の香』を55%まで磨き上げて醸した純米吟醸。ほんのり甘い香りと柔らかな旨み、純米らしい米の濃厚な味わいが特徴です」

「夢の香」(ゆめのかおり)は、福島県農業試験場が1991年、母「八反錦1号」と父「出羽燦々」を交配、育成と選抜を繰り返し品種を固定。2000年に命名、2003年に種苗法登録された酒造好適米だ。

 酒名・蔵名の「若清水」の由来について、蔵のホームページは「『若清水』の名称は、実は平田村の方々が選んでくださった名前」と説明。この蔵の創業は1751年(宝暦元年)。コトバンクは「蔵元は昭和38年(1963)公募により現社名に改称し、それに合わせて発売を開始した」と説明している。

酒蛙

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