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日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3072】あたごのまつ 特別純米【宮城】 

2017.9.29 10:06
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宮城県大崎市 新澤醸造店
宮城県大崎市 新澤醸造店

【日本酒研究会月例会 全6回の⑤】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。今回は前回同様、S、KO、Fが仕事のため欠席、4人での例会となった。

「勿来の関 純米」「若清水 純米吟醸」「望 bo: 生酛純米 無濾過瓶燗火入れ 秋田酒こまち」「金泉 白い稲妻 純米吟醸 あらしぼり」に続いて、店主が5番目に持ってきたのは、「あたごのまつ 特別純米」だった。

 この蔵・新澤醸造店の主銘柄は「伯楽星」と「愛宕の松」の二枚看板。新澤醸造店の酒は飲む機会が非常に多く、当連載で11種類の酒を取り上げている。さて、今回の酒はどうか。

 酒蛙「穏やかな果実香。やわらかい酒質で、酸と旨みがよく出ている」

 H 「これはいい」

 T 「これ、いいっすね」

 酒蛙「さわやかで、きれいな酒だ」

 KI「酒の味がする」

 T 「調和のとれた酒だ」(バランスのとれた酒、と言いたくないので言い換えた)

 酒蛙「きれいで、やわらかく、バランスが良く、すべての味が出ている酒だ。中でも酸がいい。柑橘系の酸がいい。旨みもいい。これは旨い。温度が上がったら、酸がさらに出て、余韻は苦み。う~む、いいっ!」

 その6日後、同じM居酒屋で、違うメンバーとの飲み会が開かれた。その5番目にいただいたのが、同じ「あたごのまつ 特別純米」だった。そのときのメンバーの感想は以下の通り。

 Y 「きれい。すごくきれいな酒だ」

 TU「きれい」

 KO「バランスがいいですよね。味の要素の中で酸が一番出ている。この酒、いいですね!」

 U 「多くの人に受け入れられる酒だ」

 TU「酸っぱ~い!」

 U 「これはすごい」

 Y 「本当にきれいな酒だ」

 2つの飲み会の全員に大好評のお酒だった。

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。「『究極の食中酒』をテーマに取り組んでいます。食の可能性を引き立てつつ、米の旨みをも引き出す。-5度で厳格に管理されたキレの良さをお楽しみ下さい」

 裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合60%」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 瓶の首に「SAKE COMPETITION 2016 GOLD 受賞酒」という丸いラベルが貼られている。

 酒名「愛宕の松」の由来は、蔵のある大崎市に、愛宕山公園と愛宕神社があることによる、とみられる。

酒蛙

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