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日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3075】福鶴 ふくく 生酛純米大吟醸 生原酒(ふくつる)【富山】 

2017.10.2 21:04
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富山県富山市 福鶴酒造
富山県富山市 福鶴酒造

【Z料理店にて 全3回の②】

 夕方、ふらりと近所のZ料理店へ。ここの店主は、わたくしが飲んだことがないだろう酒を用意してくれるから、月に1回は訪れ、その厚意に報いなければならない。店主としても、わたくしに餌を与え、定期的に訪れるように、との深慮遠謀。それが見え見えなのが楽しい。

 今回、わたくしが飲んだことがない酒は3種類あった。その中から「鮎 純米吟醸 雪中貯蔵」に続いて「福鶴 ふくく 生酛純米大吟醸 生原酒」を選択する。福鶴酒造の主銘柄は「風の盆」。以前、「風の盆 純米 有機栽培米100%使用」(当連載【1548】)を1種類飲んだことがある。さて、いただいてみる。

 甘旨酸っぱい。これが第一印象。ふくよかで、味がふくらむ。濃醇。独特な香味が印象的だ。古本屋的というか、古樽的というか、菌類的というか、香味は非常に複雑で、たとえが難しい。余韻も同様。ボリューム感たっぷり。味がしっかりしていて、力強い。旨いお酒だった。

 瓶の裏ラベルの表示は「原材料名 米(富山県産)米麹(富山県産米)、精米歩合50%、アルコール分18度」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

「ふくく」は、福鶴酒造の新しいブランドとのことで、「ふくく」の由来は、ネット情報によると「福鶴酒造の前身で米屋を営んでいた福島屋の三代目で、造り酒屋を創業した九郎左衛門からとっています」。つまり、「ふくく」は「福九」の意味だった。

酒蛙

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