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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3591】三井の寿 純米吟醸 酒未来(みいのことぶき)【福岡県】

2018.10.17 21:29
福岡県三井郡大刀洗町 みいの寿
福岡県三井郡大刀洗町 みいの寿

【TU会例会 全6回の③】

 2カ月に1回のペースで、M居酒屋で開いている異業種間飲み会「TU会」。「美丈夫 特別純米 夏酒」「羽根屋 夏の純米吟醸 生酒」と飲み進め、3番目にいただいたのは「三井の寿 純米吟醸 酒未来」だった。

「三井の寿」はこれまで5種類を当連載で取り上げているが、テントウムシ、セミ、キノコなどの面白ラベルが印象的なお酒だ。さて、今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 酒蛙「甘い。昭和レトロ的熟成感的クラシカル香味がいる」
 TU「いらっしゃいますね」
 K 「甘い。味の輪郭がはっきりしている」
 酒蛙「あとに“残る感”がある」
 TU「旨みが口の中に貼りつく感じ」
 酒蛙「甘みと旨みがたっぷりあり、ボリューム感がある。酸を感じないんだけど、なぜだろう。でも、酸を嫌いな飲み手も多いので、そういう人に好まれるかも。あと、日本酒オールドファンにも好まれるだろう」

 瓶の裏ラベルの表示は「生詰めにつき要冷蔵、原料米 山形県産 酒未来100%、アルコール度数15度、原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合50%、製造年月30.1」

「酒未来」についてウィキペディアは、「1999年、民間機関開発。高木酒造の高木辰五郎が山酒4号/美山錦を交配して育種。米雑穀卸業の株式会社アスクが商標登録の権利を有する」と説明している。

 また、地酒屋サンマートのサイトの中にある「お酒用語集」では、以下のように説明している。「『十四代』で知られる山形県の高木酒造の高木辰五郎社長が、『山酒4号』『美山錦』を交配して育種した酒造好適米。自社で交配、育成し、地元の山形県内で栽培した酒造好適米を用いた日本酒を醸造することにより、全国に山形の清酒をアピールする目的で誕生。酒造会社自ら酒米の交配、育種を手掛けた例は全国的でも珍しく、『龍の落とし子』と兄弟系統にある『酒未来』は、山田錦の交配種にあたり、品種改良によって山田錦の系統を受け継いだ醸造適正が非常に優れた酒造好適米です」

 酒名「三井の寿」の由来について、コトバンクは「蔵元所在地の『三井郡』は街道筋に3ヵ所の清らかな井戸があることからつけられた地名。酒名はこれにちなむ」と説明している。

酒蛙

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