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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3569】信濃錦 一瓢 生酒 特別純米大辛口(しなのにしき いっぴょう)【長野県】

2018.9.29 22:55
長野県伊那市 宮島酒店
長野県伊那市 宮島酒店

【K蕎麦屋にて 全13回の③】

 久しぶりに酒友オタマジャクシ&ウッチー&美女軍団との飲み会を開いた。わたくしを含め8人のフルメンバー。いつも飲み会場にしているP居酒屋が店を閉めたため、オタマジャクシなじみのK蕎麦屋で飲んだ。K蕎麦屋はキャパは小さいが、酒のラインナップをすべて長野県酒で固めるという、超こだわり店。壁一面に貼られた酒名札を見ても、酒質のひとこと説明をすべての札に丁寧に書き記しており、店主の真摯さが伝わってくる。これを見ただけでも、蕎麦屋さんだが、並みの居酒屋よりはるかに高レベルの店であることが分かる。

「つきよしの 特別純米 無濾過生原酒」「信濃錦 天墜 特別純米生原酒 美山錦」と飲み進め、3番目にいただいたのは、これも「信濃錦」の「信濃錦 一瓢 生酒 特別純米大辛口」だった。宮島酒店のお酒は、これで、当連載で4種類を取り上げたことになる。さて、いただいてみる。

 酒蛙「味の質は直前に飲んだ『天墜』と同じだね。『天墜』から、とろみを除いたような感じのお酒だ」
 美女Fさん「すっきりしている」
 ウッチー「普通だな」
 酒蛙「酸味が出ている。辛みも立つ」
 美女Fさん「普段飲みに適している」
 オタマジャクシ「普段飲みに一票」
 全員「笑笑」
 酒蛙「木のような、コルクのような含み香がすこしある。酒名の『大辛口』というほどではないが、辛口酒だ。旨みが出ており、旨みと辛みがうまい具合に融合しているから、カドがとれたような辛みになっているんだとおもう」

 瓶のラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「農薬の使用を限定して契約栽培された酒造好適米『美山錦』を用いて低温でじっくりと醗酵させ、純米酒のコクを活かした大辛口に仕上げました。アミノ酸による旨味をベースとして、大辛口の斬れ味と11号酵母特有のリンゴ酸とが相俟う食中酒として明確な個性を表現致しました。季節のお料理に合わせ、キリリと冷やして潔いばかりのキレの良さをお楽しみ下さい」

 また、蔵のホームページはこの酒を「芳醇でキレ良く料理を引き立てます」と紹介している。

 瓶のラベルの表示は「信州伊那谷産美山錦全量使用、原材料名 米・米麹、精米歩合61%、アルコール分16度、(壜詰年月)製造年月30.03、蔵出出荷年月30.5」。

 酒名「信濃錦」の由来について、コトバンクは、「酒名は、『信濃の国の栄えある酒』の意」と説明している。

酒蛙

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