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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3551】木内 純米吟醸 生酛造り 生原酒 しぼりたて(きうち)【茨城県】

2018.9.14 21:22
茨城県那珂市 木内酒造
茨城県那珂市 木内酒造

【K居酒屋にて 全13回の③】

 酒友の唎酒師Nさん・Dさんと半年ぶりの飲み会。いつもは、TT居酒屋で飲み会を開いてきたが、TT居酒屋が店を閉めたため、Nさん推薦のK居酒屋で開いた。酒を1合単位では出さない店で、激しいカルチャーショックを受けた。長い居酒屋人生で初めてのこと。フロアには、知識豊富な20歳代女性の日本酒ナビゲーターがいて、あれこれ教えてくれる。お酒はすべて彼女に任せて飲むことにする。

「神蔵 七曜 純米大吟醸 無濾過生原酒」「月山 芳醇辛口 純米 無濾過生原酒 おりがらみ」に続いて彼女が持ってきたのは「木内 純米吟醸 生酛造り 生原酒 しぼりたて」だった。

 この蔵のお酒を飲むのは初めてだ。つまり、わたくしにとっての初蔵酒。生酒で、瓶のラベルには「要冷蔵」と書かれているが、室温管理だった。「いいのか?」と聞くと、日本酒ナビゲーターは「いいんです!」。さて、いただいてみる。

 酒蛙「超甘旨酸っぱい」
 N 「超熟女」
 D 「室温だから(味が膨らむ)」
 酒蛙「旨みに膨らみがあるとともに、柑橘系のような酸がべらぼうに良い。まさしく芳醇だ」
 N 「そうですね」
 酒蛙「ジューシーぶりがすごい。フレッシュ感があるけど、やや熟成感もある。ふくよかでやわらかな飲み口で、キレが非常に良い。これ大好き! ノックアウトされたよ。マジ旨い。というか、わたくし好みの酒だ。かなりの感動モノだ」

 瓶の裏ラベルは、この酒を「昔ながらの生酛造りで限定醸造した純米吟醸酒。米の旨味をじっくりと引き出した芳醇な味わいが特徴」と紹介している。

 裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合50%、日本酒度-5(やや甘口)、アルコール分14度以上15度未満、おすすめの飲み方 ◎常温 ◎冷、製造年月 2018年5月」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 この蔵の主銘柄は「菊盛」。その由来について、コトバンクは「酒名は、藤田東湖ら幕末の志士に愛されたことから皇室(菊)が栄えることを願い命名」と説明している。

酒蛙

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