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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3549】神蔵 七曜 純米大吟醸 無濾過生原酒(かぐら)【京都府】

2018.9.13 20:22
京都府京都市左京区 松井酒造
京都府京都市左京区 松井酒造

【K居酒屋にて 全13回の①】

 酒友の唎酒師Nさん、その同僚Dさんと半年ぶりの飲み会。いつもは、TT居酒屋で飲み会を開いてきたが、TT居酒屋が店を閉めたため、Nさん推薦のK居酒屋で開いた。酒を1合単位では出さない店で、激しいカルチャーショックを受けた。長い居酒屋人生で初めてのこと。フロアには、知識豊富な20歳代女性の日本酒ナビゲーターがいて、あれこれ教えてくれる。お酒はすべて彼女に任せて飲むことにする。

 彼女がトップバッターに持ってきたのは「神蔵 七曜 純米大吟醸 無濾過生原酒」だった。松井酒造のお酒は、8年前に飲んだ「京乃雪月花 辛口本醸造」(当連載【7】)以来。まったくもってお久しぶりだ。さて、いただいてみる。

 酒蛙「やさしい飲み口で、甘旨酸っぱい。中でも甘みと酸が前に出ている。余韻はやや強い苦み」
 N 「香りが良い。バランスも良い。酸っぱさが出ているね」
 酒蛙「吟醸香が立ち、フルーティー&ジューシー。とろみ感がある」

 瓶の裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、使用米 酒造好適米五百万石、精米歩合50%、アルコール分17度、製造年月30.5」。

 蔵のホームページは「享保11(1726)年創業、洛中で最古の歴史を持つ蔵元『松井酒造』です」と紹介。「神蔵」「京千歳」「富士千歳」「金瓢」「祇園ばやし」と多くの銘柄を有す。

 蔵のホームページをみると、「神蔵」について、「『神蔵』は転生の酒。神より授けられし至高の一滴。松井の全ての技術で挑戦し続ける酒」と説明している。これが「神蔵」という銘柄の由来のようだ。しかし、転生=生まれ変わる、という意味だとしても、この説明の意味が分からない。なぜ、「神蔵」が転生の酒なんだろう??? 呑兵衛にも分かる説明をしていただきたいものだ。

酒蛙

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