メニュー 閉じる メニュー
文化

文化

日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3475】箱根海道 純米(はこねかいどう)【神奈川県】

2018.7.13 7:38
神奈川県足柄上郡大井町 石井醸造
神奈川県足柄上郡大井町 石井醸造

【日本酒研究会月例会 全5回の②】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。今回はS、Fが仕事のため欠席、5人での例会となった。

 店主が最初に「きょうは神奈川県の初蔵を4種類、ご用意しました」と高らかに宣言。みんな「おおおっ!」とどよめく。わたくしは無謀にも、全国の全現役蔵の酒を飲むことを目指しており、これに店主が賛同。わたくしにとっての初蔵酒を探し出してくれている。

 店主が「白笹鼓 特別純米」に続いて持ってきたのは「箱根海道 純米」だった。いずれもわたくしにとっての初蔵酒だ。ありがたい。感謝感激だ。さて、いただいてみる。

 酒蛙「昭和レトロ的熟成感的クラシカル香味がする」
 H 「うん、直前に飲んだ『白笹鼓』と同じ香味だな」
 T 「うん、『白笹鼓』と似ている」
 酒蛙「『白笹鼓』より甘みを感じる。酸がいい感じで出ている。やや辛口のさっぱりした飲み口で、軽快感がある」
 T 「昔風のお酒だ」
 酒蛙「うん、日本酒オールドファンにとっては、たまらないお酒だろうね。けっこうしっかりとした味わいだ」

 蔵のホームページはこの酒を「淡麗辛口。さわやかな酸味と柔らかい口当たりの洗練されたお酒」と紹介している。

 瓶のラベルの表示は「アルコール分15度以上16度未満、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合60%」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 この蔵の代表銘柄は「曽我の誉」。その由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。

「この地が昔、『曽我村』と言ったことにちなんだものです。『曽我』という地名を聞けば、『富士の仇討ち』として名高い曽我兄弟を思い浮かべることでしょうが、近くの城前寺には兄弟のお墓が祀ってあり、毎年五月二十八日には曽我兄弟仇討ちゆかりの傘焼き祭りが盛大に行われています。『曽我の誉』にはそうした歴史的な思いも込められているのです」

酒蛙

関連記事 一覧へ