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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3474】白笹鼓 特別純米(しらささつづみ)【神奈川県】

2018.7.12 22:45
神奈川県秦野市 金井酒造店
神奈川県秦野市 金井酒造店

【日本酒研究会月例会 全5回の①】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。今回はS、Fが仕事のため欠席、5人での例会となった。

 店主が最初に持ってきたのは、わたくしにとっての初蔵酒「白笹鼓 特別純米」だった。わたくしは無謀にも、全国の全現役蔵の酒を飲むことを目指しており、これに店主が賛同。わたくしにとっての初蔵酒を探し出してくれている。今回、店主は「きょうは神奈川県の初蔵を4種類、ご用意しました」。おおおおっ、これはありがたい。感謝感激だ。さて、いただいてみる。

 酒蛙「昭和レトロ感的熟成感的クラシカル香味がする」
 T 「昭和レトロがいる」
 KO「いるなあ」
 H 「個性的だ」
 酒蛙「さっぱりとしたタッチで、酸が立っている。甘みと旨みは、ややすくないか。さっぱりした飲み口で酸があるので、飲み飽きしないお酒だ。宴会酒に適している」

 蔵のホームページはこの酒を「穏やかな吟醸香、濃厚なうまみ、キレの良さを演出するさわやかな酸味が特徴。やや辛口」と紹介している。

 瓶のラベルには、「丹沢伏流水醸」と題し、以下の紹介文が載っている。「蔵人入魂の酒 精米歩合55%に磨かれた 『五百万石』を全量使用した 特別純米酒です。音楽醸造蔵によって 醸された 丹沢の香りと味わいを お愉しみください」

 ラベルの表示は「アルコール分15度以上16度未満、精米歩合55%、原料米 五百万石100%使用」。

 ラベルには「音楽醸造蔵」と記され、強調している。これについて、蔵のホームページは以下のように説明している。

「金井酒造店では、麹室にスピーカーを設置し、製麹の間、麹菌にモーツァルトを聞かせています。
特に高周波音域が多く含まれるモーツァルトの音楽は、人間ばかりでなく、乳牛に聞かせたら上質の乳が出るようになったとか野菜に聞かせたら味のよい野菜ができたという動植物への好ましい影響が現れたという報告があります。
これを元に、音楽の振動を与えることで麹菌の発育を促すと考え、昔ながらの酒造りに新しい発想を加えました。
お客様にも受け入れられたことで、その味に自信と確信を持ち、音楽醸造酒『モーツァルト』が誕生しました」

 酒名「白笹鼓」の由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。

「四代目蔵元佐野秀郎は、従来の酒造りを一新すべく、杉山晋朔氏(東大醸造学教授)の指導のもと杜氏に越後杜氏木曽久平を起用、現金井酒造店の基礎を築き、関東一円の人々が商売繁盛や豊作を祈願した『白笹稲荷』にちなんだ銘柄で、『白笹つづみ』を生みだした」

酒蛙

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