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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3423】古伊万里 前 純米吟醸 無濾過生原酒(こいまり さき)【佐賀県】

2018.6.4 22:44
佐賀県伊万里市 古伊万里酒造
佐賀県伊万里市 古伊万里酒造

【S居酒屋にて 全12回の③】

 酒友オタマジャクシ&美女Mさん、Sさんと久しぶりの飲み会を開いた。いつもはP居酒屋で開いてきたのだが、P居酒屋が店を閉めたため、何回か行ったことがあるS居酒屋に会場を移した。

「香露 純米吟醸」「櫻正宗 純米 宮水の華」と飲み進め、3番目にいただいたのは「古伊万里 前 純米吟醸 無濾過生原酒」だった。「古伊万里」はこれまで、当連載で5種類を取り上げているが、甘みの立つ甘旨酸っぱい味わいのお酒、という印象を持っている。さて、今回の酒はどうか。

 酒蛙「甘やかな香りがする」
 オタマジャクシ「たしかに蜜みたいな香りだ。甘みのあとに酸がくる」
 酒蛙「甘み→酸→苦み、で味が推移する。甘みが立つね。けっこう厚みがある。ボリューム感がある。ジューシー。酸がいいね。余韻は苦み。旨みもしっかりあり、バランスがかなり良い。やや濃醇だが、きれい感がある」
 オタマジャクシ「いいですね~。俺、佐賀の酒が好きなんだ♪」

 瓶の裏ラベルには、この蔵の口上が以下のように記されている。

「伊万里の港で呉服屋を営む前田家は明治終期酒蔵へ転身。以来100年間、佐賀・伊万里にて日本酒造り一筋の地酒蔵です。これまで培ってきた味を礎とし、新たな出会いを大切に前へ前へ進んで参ります」

 裏ラベルの表示は「精米歩合55%、米 山田錦(100%使用)、アルコール度数16度」

 蔵名および酒名「古伊万里」について、蔵のホームページは以下のように由来を説明している。

 

「江戸時代より明治にかけて、有田焼は伊万里の港より欧州へ輸出されていきました。荷に書かれた伊万里の印よりその焼き物は『古伊万里』と呼ばれ、現在に至るまで世界中の方に愛されています。前田家(古伊万里酒造)は、江戸時代伊万里の港で呉服店を営んでいましたが、明治42年に酒蔵に転身。今年で101年目になります。

焼き物『古伊万里』に負けぬよう、清酒『古伊万里』が世界中の方々に愛されるように今後ともうまい日本酒一筋に精進して参ります」

酒蛙

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