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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3400】尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 旬吟 生詰(おぜのゆきどけ)【群馬県】

2018.5.21 23:49
群馬県館林市 龍神酒造
群馬県館林市 龍神酒造

【B居酒屋にて 全7回の②】

 ほぼ1カ月ぶりにB居酒屋に顔を出す。B居酒屋は冷蔵庫に約200本の清酒を常備させている。ときどき冷蔵庫をのぞき、これまで飲んだことのない酒を探し出して飲むことを楽しみにしている。

 トップバッター「19 Le cerisier rose m'apporte 生酒」に続き、2番目に選んだのは「尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 旬吟 生詰」だった。龍神酒造のお酒はこれまで、「龍神」を1種類、「尾瀬の雪どけ」を2種類、当連載で取り上げている。いずれも、しっかりした味わいの酒、というイメージを持っている。今回の酒はどうか。

 分厚くてとろみがある。甘い。これが第一印象。吟醸香が華やかで、非常にフルーティーな味わい。メロン香が立つ。全体的に、ふんわりとした味わい。とろみがあるので、口当たりはなめらか。中盤から余韻にかけては辛み。味の中で甘みが一番出ており、旨みを伴う。また、甘みと双璧に味が出てくるのは辛み。酸はあまり感じられなかった。

 瓶の裏ラベルは、この酒を「柑橘系果実を想わせる心地良い甘酸バランス。山田錦ならではの繊細でなめらかな口あたり。雪どけの春を感じさせる清冽なキレの良い味わいが特徴です」と紹介している。「雪どけの春を感じさせる清冽なキレの良い味わいが特徴」とのことだが、わたくしの舌には、真逆の、どっしりした力強さを感じさせる酒に感じた。

 瓶のラベルの表示は「アルコール分15度、精米歩合50%、山田錦100%使用」。

 酒名「尾瀬の雪どけ」の由来について、コトバンクは「尾瀬沼の雪どけ水の清冽さを酒質に重ねて命名」と説明。また、主銘柄および蔵名の「龍神」について、ウィキペディアは「水神や海神として各地で祀られている」と説明している。

酒蛙

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