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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3369】久米桜 特別純米 八郷(くめざくら やごう)【鳥取県】

2018.5.3 21:18
鳥取県西伯郡伯耆町 久米桜酒造大山醸造場
鳥取県西伯郡伯耆町 久米桜酒造大山醸造場

【鳥取にて 全3回の①】

 鳥取地方を旅行した。わたくし、旅行にはまったくこだわらない。旅行計画を立てたり、各種予約をするのが面倒臭いので、いつもパック旅行を利用している。鳥取県はいちども足を踏み入れたことがない県だったので、期待大だ。

 1泊目は温泉旅館に泊まった。わたくしにとっての初蔵酒が2種類あった。初蔵酒に出会うのが、旅行の醍醐味だ。そうおもうのはわたくしだけかもしれないが・・・。最初に飲んだ初蔵酒は「久米桜 特別純米 八郷」だった。

 冷酒でいただく。酒は300ML入り瓶。酒器はガラスのコップだ。

 さっぱり、すっきり、酸が立っている。これが第一印象。かなり、昭和レトロ的熟成感的クラシカル香味が強い。ガラスのコップで飲むと、そのにおいがかなりきつい。ガラスのコップに酒を少量注ぐと、ワイングラスと同じ効果がある。つまり、コップの空き容量に酒の香りが充満し、酒を飲もうと口を近づけると、充満香が鼻をモロに直撃するからだ。

 旨みはけっこうあり、中盤から辛みが出てきて、しっかりとした味わいになる。余韻は辛み。飲み進めていくと、次第に辛みが強くなっていく。そして、甘みも出てきて、力強い味わいになる。

 瓶のラベルの表示は「アルコール度15度以上16度未満、大山山麓八郷産山田錦100%、精米歩合60%」。

 宿の酒メニューはこの酒を「すっきりと口当たりが良く、フルーティな香りが楽しめ、バランスのとれたお酒です」と紹介。また、蔵のホームページはこの酒を「口に含めば、すっきりと口当たりの良い爽やかな印象を与えるお酒です」と紹介している。

 この蔵の主銘柄は「久米桜」で、「八郷」は新しいブランド。「八郷」のコンセプトについて、蔵のホームページは以下のように説明している。「地元農家の方と契約栽培した酒米『山田錦』と地下150mからくみ上げた大山伏流水を丁寧に手造りで仕上げた美酒です」

 主銘柄と蔵名「久米桜」の由来について、コトバンクは、「酒名は、久米城と呼ばれた米子城址に咲く桜の花に由来」と説明。「八郷」は地名。

酒蛙

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