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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3332】作 純米大吟醸 2017新酒(ざく)【三重県】

2018.4.3 12:16
三重県鈴鹿市 清水清三郎商店
三重県鈴鹿市 清水清三郎商店

【日本酒研究会月例会 全7回の⑦完】

 異業種間の酒飲み会である日本酒研究会。2007年にスタート以来、毎月欠かさず開催、足掛け12年目に入る。人事異動でメンバー交代があり、現役メンバーは7人。今回は7人全員参加。とくに新メンバーSが初参加という記念すべき例会となり、いつになく盛り上がった。会場はいつものM居酒屋だ。

 会では日本の全現役蔵の酒を飲もう、という無謀な目標を持っている。M居酒屋の店主はこれに賛同、わたくしたちが飲んだことのない蔵の酒をせっせと取り寄せてくれる。今回は愛媛県の初蔵酒5種類を出してくれる、という。ありがたい。感謝感激だ。「仁喜多津 純米吟醸」「小冨士 超辛口 日本酒度+12」「虎の尾 大吟醸」「粂の井 純米大吟醸 原酒」「かち鶴 純米吟醸 Jazz」という“愛媛初蔵酒”を5種類、まず飲む。

 続いて飲んだのは「安芸虎 朝日 純米吟醸 生酒」。そして最後は「作 純米大吟醸 2017新酒」だった。「作」はこれまで6種類を当連載で紹介している。いずれも同じデザインのラベルだったが、今回のラベルのデザインはそれらとはまったく違うものだ。興味津々でいただいてみる。

 酒蛙「果実香がやや華やか。フレッシュ感がある。上品なお酒だ」
 T 「これ好き」
 KO「これ好きだ。仕上げの酒として、非常にいい」
 KI「これ、いい」
 T 「白ワインみたいだ」
 酒蛙「やわらかな酒質。甘みが良い。和三盆と果実が一緒になったような上品な甘み。余韻は軽い苦み」
 H 「この酒もいい。旨みがたっぷりある」
 酒蛙「うん、落ち着いた旨み。酸も落ち着いた感じで出ている。派手さは無いが、深く考えずくいくい飲むのに適している」

 瓶のラベルの表示は「原材料 米(国産)米麹(国産米)、アルコール分15度、精米歩合50%、杜氏氏名 内山智広」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 この蔵の銘柄は「作」と「鈴鹿川」の二枚看板。「作」の由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。

「『作』は極上の地元で収穫された米のみを使用して 醸される清水清三郎商店の自信作です。スッキリとした味わいを基本に たくさんの方に愉しんでいただける お酒として誕生しました。飲む人やそれを提供する人たち 出会った皆で作り上げる酒という願いを込めて 『作 ざく』と名付けられました。誰からでも『美味しい』と言ってもらえるお酒を。『親しみやすい』ロングセラーを目指し、今も進化を続けています」

酒蛙

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