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日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3269】鶴齢 しぼりたて 純米 生原酒(かくれい)【新潟県】

2018.2.13 17:22
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新潟県南魚沼市 青木酒造
新潟県南魚沼市 青木酒造

【W料理店にて 全7回の③】

 異業種間飲み会「日本酒研究会」は足掛け11年、毎月欠かさず月例会を開いている。飽きもせず、よく続くものだ。ま、みんな酒が好きだからなんだろうな。その研究会の幹事会が、なじみのW料理店で開かれた。ここの女将さんのテイスティング能力および表現力は半端じゃなく、女将さんの舌に舌を巻く。ん? なんだか表現が変だ。

「越後自慢 純米」「安芸虎 純米吟醸 しぼりたて 無濾過生酒」に続いて女将さんが3番目に持ってきたのは、今回も酒が入った4個のグラスだけだった。また、銘柄当てクイズだ。

 B 「すっきりした香り」
 M 「酸味!」
 Y 「酸味がすごい」
 B 「麹の香りがする。酸がすごい」
 酒蛙「濃厚な旨みがある。旨みは甘みを伴う。とろみがある。酸が立ち、辛みが強い。濃醇で力強い。フレッシュ感がある。アルコール分が強い。アルコールは何度?」
 女将さん「アルコール分は17度です。さて、何でしょう? 新潟県のお酒です」
 酒蛙「新潟県の酒で濃い味わいの酒というと、『高千代』『山間』『鶴齢』『八海山 越後で候』この4つが思い浮かぶ」
 女将さん「1つに絞ってください」
 M 「八海山じゃないね」
 酒蛙「分からない」
 女将さん「正解は『鶴齢』です」
 みんな「ふ~ん」

 蔵のホームページはこの酒を以下のように紹介している。

「醪を搾って船口から流れ出てきたお酒を濾過し瓶詰した、無加水、無殺菌の生原酒です。新酒独特のフレッシュ感のある口当たりと、原酒の濃厚な旨味が楽しめるお酒です」

 瓶のラベルの表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、アルコール分17度、精米歩合60%」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念が、蔵のホームページは「原料米 越淡麗」と開示している。

「越淡麗」(こしたんれい)は、新潟県農業総合研究所作物研究センター、新潟県醸造試験場、そして新潟県酒造組合の共同研究で開発した新しい酒造好適米。「五百万石」と「山田錦」という二大品種を交配してつくった、という抜群の血統の良さを誇る。

 酒名「鶴齢」の由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。「鈴木牧之は明和7年(1770年)塩沢に生まれた商人・随筆家で、現蔵元の先祖に当たる人物。『鶴齢』という名も牧之が命名したと伝えられています」

酒蛙

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