メニュー 閉じる

47NEWS

文化

文化

日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3267】越後自慢 純米(えちごじまん)【新潟県】

2018.2.13 0:15
Share on Google+ このエントリーをはてなブックマークに追加
新潟県上越市 小山酒造店
新潟県上越市 小山酒造店

【W料理店にて 全7回の①】

 異業種間飲み会「日本酒研究会」は足掛け11年、毎月欠かさず月例会を開いている。飽きもせず、よく続くものだ。ま、みんな酒が好きだからなんだろうな。その研究会の幹事会が、なじみのW料理店で開かれた。ここの女将さんのテイスティング能力および表現力は半端じゃなく、女将さんの舌に舌を巻く。ん? なんだか表現が変だ。

 女将さんがトップバッターとして持ってきたのは「越後自慢 純米」だった。「私の実家がある上越市に帰ったとき、地酒を見つけたの。たしか、狸さんがまだ飲んでいない蔵なんじゃないか、と」と女将さん。調べてみたら、たしかにわたくしにとっての初蔵酒だった。ありがたいことだ。女将さんは「やったー」と喜び、わたくしも「うれしいっ!」。さて、いただいてみる。

 酒蛙「美味しい!」
 B 「美味しい。甘みがある」
 M 「旨い。これ、いいですよ。豆腐が食べたくなる」
 酒蛙「さらっとした飲み口ながら、旨みがけっこうしっかりしている」
 Y 「旨みがある」
 M 「普通に美味しい」(この場合の「普通」は、若者言葉で、かなり肯定的な意味合いを持つ)
 B 「しつこくないし」
 酒蛙「酸が立ち、旨みと苦みを伴う」
 B 「苦みがある」
 女将さん「やわらかい口当たり。後味の苦みが残る。飲みやすい。クセが無い」
 B 「飲み飽きしない」
 酒蛙「温度がすこし上がってきたら、やわらか、ふくよか、やさしい酒になる。いいね」

 瓶のラベルはこの酒を「小さな蔵の手づくりの味」「香味淡麗」と紹介。蔵のホームページは「酒米『越淡麗』のうまさがきわだつた純米酒」と紹介している。

 ラベルの表示は「酒米 越淡麗100%、精米歩合65%、アルコール分15度以上16度未満」。

「越淡麗」(こしたんれい)は、新潟県農業総合研究所作物研究センター、新潟県醸造試験場、そして新潟県酒造組合の共同研究で開発した新しい酒造好適米。「五百万石」と「山田錦」という二大品種を交配してつくった、という抜群の血統の良さを誇る。

 酒名「越後自慢」の由来についてコトバンクは「酒名は、越後の酒としてどこにも負けない味と風格を自慢できるものとして命名」と説明している。

酒蛙

関連記事 一覧へ