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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3260】華泉 原酒(かせん)【島根県】

2018.2.8 13:22
島根県鹿足郡津和野町 醸造元・石州酒造、発売元・華泉酒造
島根県鹿足郡津和野町 醸造元・石州酒造、発売元・華泉酒造

【中国地方のお酒 全6回の④】

 広島県、山口県、島根県を旅行した。パック旅行だったが、空き時間を利用して、酒屋さんをのぞいた。自分が飲んだことがない蔵の酒を探すためだ。わたくし、無謀にも、全国の現役全蔵の酒を飲むことを目標にしている。こうして、6種類の酒をゲット、まとめて自宅に宅配便で送った。

 今回の酒「華泉 原酒」は、島根県津和野町のお土産屋さんで見つけた。後日、自宅で晩酌酒としていただいた。

 まずは冷酒で。上立ち香に昭和レトロ感的熟成感的クラシカル香味がすこし。含むと、甘みが一瞬来て、昭和レトロ感的熟成感的クラシカル香味が広がる。甘みの次に酸が広がり、中盤から辛みが支配する。余韻の辛みが長くて強い。力強い酒だ。非常にしっかりとした味わい。舌にチリチリとした辛みが、いつまでも残る。味としての辛みなのか、アルコールが強いことによる辛みなのかは分からないが、辛みが立つ。最初のうちは分厚く感じていたが、飲み進めていくうちに、厚みは適量に落ち着くが、辛みは次第に増していく。

 次に、ぬる燗でいただいてみる。温度は40℃。冷酒のときに強かった昭和レトロ感的熟成感的クラシカル香味が弱まる。甘みが強く出てきた。ふくよかなタッチ。余韻は辛み。温度が下がってくると、やおら酸が出てくる。冷酒のときと違い、落ち着いた辛みになる。燗冷ましになっても落ち着いた辛み。

 瓶の裏ラベルの表示は「アルコール度数19度、原材料 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール」。特定名称の表示が無いということは、普通酒なのだろうか。だとしたら、スーパー普通酒か。

酒蛙

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