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日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3225】栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ZEBRA2017(えいこうふじ ぜぶら)【山形県】 

2018.1.13 10:37
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山形県鶴岡市 冨士酒造
山形県鶴岡市 冨士酒造

【TT居酒屋にて 全13回の④】

 酒友S、N、Dと飲むことになった。異業種・同業種同席。共通しているのは酒が好きなこと。場所は、なじみのTT居酒屋。Nは利き酒師で、さすが、なかなか鋭いコメントを発する。共通の酒友Tは、今回は欠席だ。

「純青 生酛 特別純米 無濾過 山田錦 生」「吾有事 純米吟醸 初絞り生」「まんさくの花 純米吟醸 一度火入れ原酒 星あかり2017」と飲み進め、店長が4番目に持ってきたのは「栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ZEBRA2017」だった。

「栄光冨士」はこれまで、「栄光冨士 古酒屋のひとりよがり 手造り大吟醸 生 袋吊り雫酒」(当連載【162】)「榮光冨士 菫露 威吹 純米大吟醸 無濾過生原酒」(当連載【2946】)「栄光富士 純米大吟醸 無濾過生原酒 山田錦」(当連載【2653】)の3種類をいただいたことがあるが、しっかりした味わいの酒、と好印象を持っている。さて、今回のド派手ラベルの酒はどうか。

 酒蛙「これは旨い!」
 S 「これは美味しい。男キラー酒だ」
 酒蛙「味が強い。古本屋みたいな、古いタンスの中みたいな香味が印象的だ。甘み、旨み、酸味、辛みが出て、中盤から余韻は辛み。辛みの印象が強い。濃醇でボディー感満点。パンチ力満点」
 D 「辛いっすね」
 S 「インパクトがあるけど、キレが良い」
 酒蛙「超、力強い。ガツン酒だ」

 インパクトが強烈なラベルだが、味も強烈なインパクトがあった。それにしても、ラベル絵が、なぜシマウマ(ゼブラ)なのだろう???

 瓶の裏ラベルはこの酒を「新潟県産の五百万石を醸した、穏やかな旨味と、スッキリとしたキレ味が特徴の純米大吟醸です」と紹介している。

 裏ラベルの表示は「使用酒米 五百万石100%、精米歩合50%、アルコール分17.1度」。

 また、裏ラベルは「蔵元・加藤家の歴史」と題し、加藤清正と蔵の関係について、家系図付きで以下のように説明している。

「戦国武将・加藤清正公の嫡男・加藤忠廣公は、長兄・虎熊、次兄・熊之助が早世した為、11歳の若さで家督を継ぎましたが、1632年に改易の沙汰があり、母・正應院や側室、乳母、女官、20名の家臣と共に、出羽の国の丸岡(現在の山形県鶴岡市)に配流され、この地で一男一女を授かりました。この一女・妙延が大山地区・加藤家の祖となったとされております」

 酒名「栄光冨士」の由来について、山形市の吉田酒店のサイトは、以下のように説明している。

「1778年(安永7年)、『冨士』を酒銘として定め酒造業を開始しました。『冨士酒造』の銘は、創業当時、全国の蔵元の商標に『富士』や、その他の日本が誇る名所の名を標榜するものがいくつかあり、それに倣い昭和39年に『栄光」を冠し商標を登録。これが、富士山に何の関係もない山形に『栄光冨士』という蔵が存在する理由です」

酒蛙

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