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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3210】松尾 松牡丹 純米大吟醸(まつお まつぼたん)【長野県】 

2018.1.1 23:38
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長野県上水内郡信濃町 高橋助作酒造店
長野県上水内郡信濃町 高橋助作酒造店

【B居酒屋にて 全5回の①】

 月1回は顔を出すことにしているB居酒屋に、1人で行くつもりだった。わたくしは、基本的に“一人居酒屋派”なのだ。が、酒友TUが、そろそろわたくしと飲みたい、と言っていたのをおもい出し、誘ってみたら、「行く行く」。ということで、二人酒となった。まずは「松尾 松牡丹 純米大吟醸」から。

 ラベルは、昔ながらのクラシック調。おもわず冷蔵庫の前で店長に「昔の普通酒みたいなラベルだな。普通酒か?」と聞いたら、「とんでもありません。これは純米大吟醸ですっ」と店長。あ、ごめんごめん、悪い悪い、と酒に謝りながら、いただいてみる。

 酒蛙「上立ち香はほのか。穏やか、やわらかな酒質で、甘旨酸っぱい味わい。中でも甘みがよく出ている。甘みがデザートスイーツみたいな甘み。重からず軽からず。キレがものすごく良い。余韻は軽い苦み」
 TU「苦みが来て、甘みが来て、酸が来て、キレ味最高。エンディングの苦みが、すっと消える。ごてっとした甘みじゃなく、上品な甘み」
 酒蛙「和三盆をおもわせる甘み」
 TU「そうそう」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「松牡丹は、代表銘柄 松尾(醸造の神様にちなみ命名)の中でも特に、華の王と言われる牡丹にちなみ命名。信州らしい豊かな香味をお楽しみ頂く為に、長野県産の酒米を100%使用し、全国でも数少ない伝統的な手造りで、酵素剤なども添加しない特別な日本酒です」

 松尾神社は、全国に26社あり、総本社は京都府京都市西京区の松尾大社。酒の守り神として知られ、全国の酒蔵の奥に鎮座している神棚の神様は、多くが松尾神社である。なお、島根県出雲市の松尾神社は、別名「佐香神社」(さかじんじゃ)といい、酒造業者からの信仰を集めている。佐香=さか=酒を連想させるためかもしれない。

 瓶の裏ラベルの表示は「原料米 長野県産酒造好適米100%、精米歩合 酒母40%、掛麹・掛米40%」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 蔵のホームページはこの酒を「奥ゆかしい日本酒の美味しさ。創業以来、酵素剤などを添加しない、奥ゆかしい香味の調和を大切にした日本酒です。穏やかな香、まろやかで芳醇な味わい。やや甘口」と紹介している。

酒蛙

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