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ニッポンのGOHAN

全国の新聞社スタッフの食べ歩きブログ。グルメ情報誌に載っていない隠れた郷土料理や意外な日常食、おもしろい食べ方などが満載!

農産物直売所でスイーツ 美味しいクレープ屋さんミッケ 京都・京丹後

2021.6.10 21:47 京都新聞

 地元産の果物を気軽に味わってもらおうと、京都府京丹後市久美浜町の農産物直売所で、地元女性が開設したクレープ店が人気を呼んでいる。毎週日曜の週1回の開店に、近隣住民を中心としたリピーターが絶えないという。

 13年前に、京都市内から家族で久美浜町に移り住んだ白岩加奈恵さん(41)。クレープ店は、同町出身で、元イタリア・フレンチの料理人だった夫の智之さん(45)が家業の果樹園を継いで経営する白岩栄一農園直売所(同町平田)の一角に昨年9月に設けた。

 京都市内の専門学校で調理と製菓を学んだ白岩さんは、2019年10月にクレープを作る調理器具を購入した。直売所で販売する果樹園の果物や近隣の農産物を素材にした加工食品を作れないかと考えた。クレープ生地は国産小麦粉に京丹後産の米粉、牛乳、塩、兵庫県豊岡市産の卵を使い試作を重ねた。焼き加減や食感のほか、手作りのカスタードクリームや店舗で泡立てる生クリーム、果物との盛り付けのバランスにも苦心したという。

 店名は「Mikke(ミッケ)」。「おいしい食べ物を見つけた、とお客さんに喜んでほしい」との願いを込めた。オープン当初は秋だったこともあり、ブドウやナシを使ったクレープが人気を集めた。現在は京丹後産のイチゴ、ブルーベリージャムを使ったクレープのほか、京丹後産はちみつと国産レモンを素材にしたレモンスカッシュなどの飲料も好まれている。

 新型コロナウイルス禍で、遠出を避けて来店する地元住民も多いという。「地元の農産物を使ったクレープで地域を元気にしたい」と話す白岩さん。今後はトマトやサニーレタス、キャベツなどの野菜を素材にした昼食にもできる「おかずクレープ」の開発を目指している。

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