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ニッポンのGOHAN

全国の新聞社スタッフの食べ歩きブログ。グルメ情報誌に載っていない隠れた郷土料理や意外な日常食、おもしろい食べ方などが満載!

備長炭クッキーはいかが

2007.7.9 10:00 共同通信
備長炭クッキーとマカロン。見た目と味は大違い
備長炭クッキーとマカロン。見た目と味は大違い

和歌山では炭 食べるんやと~

 和歌山県田辺市は紀州備長炭発祥の地。だから田辺市の人は、焼きすぎて炭になった菓子をバリバリと食べるんです。見てください、黒々とした焼きたての炭。とても歯がたちそうにありません。それでも無理にほおばると、口の中は炭の粉だらけ。
 「こんなもん、何がうまいんじゃー」と叫びたくなります。

上の記述はほとんどウソですm(_ _)m  炭の棒のように見えるのは「白炭(はくたん)クッキー」(315円)、丸いのは「豆炭マカロン」(315円)。いずれも備長炭の粉(パウダー)が入っているので、
  「炭を食べる」というのは本当です。

 口の中が粉だらけになるというのは大うそです。 とてもおいしい普通のお菓子です。 だいたい、備長炭の粉って、どんな味なんや。「焦げ臭くてほこりっぽいんちゃうん」と思うでしょうが、それは大間違い。不思議なことに無味無臭なんです。

 クッキーに入っている備長炭の粉は、材料全体の2%。菓子店の奥さんがわざわざ、電卓で計算してくれました。たっぷりのバターと隠し味の黒ごまペーストで、こくのある味に仕上げています。マカロンは甘くて、さくさくとした食感が楽しめます。見た目と味のギャップがサプライズなので、わたしは出張の手土産によく使います。47ニュースの編集部にも差し入れしますから、待っていてください。

紀州備長炭の製法は、江戸時代に田辺市秋津川で発明されました。ウバメガシを特殊な窯で焼いた白炭は金属のように堅くて火力が強く、火持ちします。それでは、紀州産の白炭をなぜ「備長炭」と呼んだのでしょうか。当時の炭問屋、備中屋長左衛門(びっちゅうやちょうざえもん)に由来すると言われています。

  備長炭のことをもっと知りたい方は、田辺市秋津川の紀州備長炭記念公園へどうぞ。展示施設「紀州備長炭発見館」では、備長炭の歴史が学べるだけでなく、「炭の芸術品」も見ることができます。
 バラの花がそのまま炭になるって知ってます?また、運が良ければ、オレンジ色に輝く備長炭の窯出しが見学できます。売店では、備長炭クッキーやマカロンも売ってます。興味のある方は、真っ黒な麺が個性を主張する備長炭ラーメンをどうぞ。

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マンボウ@紀州>
住所  :和歌山県田辺市北新町56番地
電話番号:0739-22-1119
営業時間:AM8:00~PM7:00

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