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ニッポンのGOHAN

全国の新聞社スタッフの食べ歩きブログ。グルメ情報誌に載っていない隠れた郷土料理や意外な日常食、おもしろい食べ方などが満載!

南濃みかん入りラーメンで美肌に

2007.11.15 10:00
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これは絶品、南濃みかんラーメン定食
これは絶品、南濃みかんラーメン定食

秋から冬にかけて、なぜかみかんが恋しくなる・・・。

岐阜県の西南端にある海津市南濃町。ここの特産のひとつに黄色い宝石と呼ばれる「南濃みかん」がある。南濃みかんには酸味が強い早生みかん(10月ごろ出荷)と、甘さたっぷりのえせみかん(1月ごろ出荷)の2種類がある。みかんにはクエン酸が含まれており、血行をよくしてコレステロールを抑える効果がある。

この南濃みかんを買いに南濃町へ向かった。

その途中、平田町にある道の駅で南濃みかんを使った「みかんラーメンの生麺」を発見。早速、販売業者に問い合わせてみた。すると、南濃町の道の駅「月見の里 南濃」に「みかんラーメン定食」が食べられる店があるとわかった。

実際に行って食べてみた。

みかんラーメン定食は、みかんラーメンにごはん、惣菜、デザートが付いて880円。ボリュームも満点でかなりのお得感がある。思わずスープまで飲み干してしまった。

ラーメンに、なぜみかんなのか?

道の駅に店を出している伊藤さんご夫婦の実家は兼業農家で、毎年12月にみかんを収穫。出荷の際に二級品は捨てていたが、それをなんとか活用できないものかと考えた末、10年前にラーメンへの応用を思いつき、みかんからしぼった汁を麺に注入した「みかん麺」づくりに取り掛かった。みかん麺が完成したら、次はスープ。なかなかみかんの味にマッチするスープができず、試行錯誤を繰り返した結果、平成15年1月、東京産の塩を使ったスープが完成。平成16年12月の道の駅開業に合わせて、みかんラーメン定食の販売を始めた。

天井が高く太い木のハリが見える店内は、広々としたゆったりできるペンション風の室内である。テーブルは広く、弾力感ある対面席にかけてみかんラーメン定食を注文した。 待つこと10分。

南濃みかんラーメン定食(ラーメン、ごはん、惣菜、デザート)がお盆にのせて運ばれてきた。

nannou_mikan_ramen02.jpgあー。みかんのいい香りが鼻に漂うラーメンの器には、厚さ1センチの輪切りした南濃みかんをはじめ、ネギ、メンマ、薄切りかまぼこ2枚が薄黄色い細麺の上に盛り付けてある。透き通るスープは、塩味が少し利いたみかんの上品な香りで風味漂うあっさりした味わいである。麺は、少しチジレをきかした細麺でしつかり腰がきいた歯ごたえである。麺にもみかん風味が口に残りおいしい。また、レンゲにスープと麺をいっしょにのせて食べると、さらに風味が濃くなりおいしさ倍増。スープが付いた輪切り南濃みかんは、さわやかな不思議味。最後にラーメンと具を食べたあとに残るスープは、みかんの風味が酸化して飲んでいくうちによりまろやかな味わいが楽しめる。色、ツヤ、味のいいごはんは、ふっくら歯ごたえと甘味がある。惣菜は、タケノコ、コンニャク、ホウレン草と細切りニンジンのゴマ合え。冷えたデザートは、みかんゼリーの上に皮なしの南濃みかん。みかんづくしの定食は、麺120グラム、ごはんは茶碗1杯半で少し多めのボリュームだった。

南濃みかんの香りが漂う海津市南濃町は、西には養老山脈がそびえ東には木曽三川(長良川・揖斐川・木曽川)が見え自然豊か心身ゆったり。ビタミンCも多く含むという南濃みかんは、カゼ予防にも最適なのでこの時期直接訪れる人も多い。本物を皆さんに、体にいいものを気軽に味わってもらいたいという夫婦円満の南濃みかんラーメンは、この店のみで年中味わえる。また、テイクアウトで南濃みかんラーメンのみ530円もある。一度食べたらまた来たくなるほど、県外からのリピータも多い。是非、おすすめ!

 

 

アマデウス@岐阜 (岐阜新聞)
住所  :岐阜県海津市南濃町羽沢673-1番地
電話番号:0584-55-2538 FAXも同じ
営業時間:平日9:00~18:00、土日祝8:30~18:00

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