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ニッポンのGOHAN

全国の新聞社スタッフの食べ歩きブログ。グルメ情報誌に載っていない隠れた郷土料理や意外な日常食、おもしろい食べ方などが満載!

北海道みやげは珍味なキャラメル

2008.4.21 10:00 共同通信
インパクトありすぎ。とくにジンギスカン!
インパクトありすぎ。とくにジンギスカン!

 北海道のGOHANライター〈まあく@蝦夷〉さんが東京に出張したときのこと。久しぶりの再会に「やあ!」と笑顔を向けた私に、彼は紙袋をヌーっと差し出し、挑発的な含み笑いをした。袋に入っていたのはキャラメルである。しかし、ただならぬキャラメル・・・・ほとんど反則技といえるような商品であった。

(1) ジンギスカンキャラメル(北海道グルメフーズ)

 北海道民はキャラメルが好き。北海道民はジンギスカンが好き。だからこういう商品が生まれても、北海道民は驚かないのだろう。

 紙パッケージには、ジンギスカン鍋の写真がデザインされ、「この写真はイメージです」「この商品はジンギスカン風味のキャラメルです」という注意書きがあった。そこまで丁寧に説明しないと、「羊肉が入ってないぞ」と怒る北海道民がいるのだろう。

 箱を開け、一粒取り出す。黄色っぽいキャラメルである。肉のにおいはしない。おもむろに口に含む。と、その瞬間、なんともいえない脂っぽいにおいが口の中にモヤーンと広がる。目を閉じると、〈まあく@蝦夷〉さんがニタニタしている顔が浮かぶ。ふと、心の片隅に殺意が芽生えた気がした。

(2) 男爵キャラメル(DS道南食品)

 先ほどのキャラメルでささくれ立った気持ちを癒してくれたのがコレだ。「北海道産男爵いも100%使用」が謳(うた)われていて、男爵いもがてんこ盛りのパッケージもアッサリしていてなかなかよろしい。一粒口に含む。イモだ。ジャガイモだ。噛めば噛むほど、おジャガのフレーバーが口の中を満たす。うまい。なんてうまいんだろう。わが家で作るクリームシチューの隠し味に、このキャラメルを使おう・・・・ いや待て、先にジンギスカンを食べていなかったら、こんなにありがたみが沸いただろうか。

(3) サッポロビールキャラメル(メルシーML1)/北の誉キャラメル(北海道観光物産興社)

 この2種類のパッケージには、「サッポロビール黒ラベル」と「北の誉」のラベルデザインが施され、「キャラメル」の文字がなかったら、ちいさな缶や瓶が入っていると勘違いしそうだ。製造過程でアルコールは蒸発している。子供が食べても大丈夫らしい。

 職場の女子にビールキャラメルを試してもらったところ、「うわー、まんまビールだよ!」と一瞬、うれしそうな顔をしたのに、3分後に「うわー、あまいビールだよ!」と言って困った顔をした。よくできている。日本酒キャラメルのほうは、コメこうじの風味がモワ~ン。なんだか酒かすを口に頬張ったような錯覚を覚えた。

 ちなみに、ジンギスカンキャラメルを、別の知人に食べさせせたところ、神妙な顔をしてポツリと言った。「なんだか、ガンダムの味がしますね」。ガンダムのプラモデルを箱から開けたときのニオイだという。ちょっと気の毒になったのでジンギスカン風味だと教えてあげると、「おおお、なるほど、なるほど。ジンギスカンだ!」と安心してモグモグ食べていた。・・・こういう人間には効果がない。

 

 

あるっく@江戸>
住所  :北海道のおみやげ品店などで売られている
オススメ:ジンギスカンキャラメルなど4種

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