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ニッポンのGOHAN

全国の新聞社スタッフの食べ歩きブログ。グルメ情報誌に載っていない隠れた郷土料理や意外な日常食、おもしろい食べ方などが満載!

ハチの子ヘボはタンパクの源

2008.5.5 10:00 共同通信
炊きたての「へぼ釜めし」。ご飯の上にはこんがり焦げたヘボ
炊きたての「へぼ釜めし」。ご飯の上にはこんがり焦げたヘボ

 ハチの幼虫を食べました。おいしそうに湯気をあげる炊きたての釜飯。蓋を取ると、ご飯の上にはこんがり焦げたサナギやハチの姿が。

 4月15日限りで引退する岐阜県恵那市のボンネットバス「とことこボンちゃん」に乗ったときのこと。

 JR恵那駅を起点に、同市内の名所を巡るバスツアー。ボンネットバスが古くなり引退するということで、自分が書いている「『鉄』記者ブログ」のネタにしようかと参加しました。この日は桜をめぐるというコース。

 最初の休憩地で、「昼はヘボになります。だめな人は手を挙げてください」とガイドのお兄さん。

 む… 一瞬の迷い。10秒ほど考えたでしょうか。ヘボに挑むことに。

 なんというか… 旅先の開放感というか、物は試しというか、ブログのネタ作りというか。とにかく、腹をくくって食べることに。

hebo2.jpg ヘボとは、クロスズメバチの子。東濃地方では昔から貴重なタンパク源として食べられています。

 ここ恵那市串原では、毎年秋に愛好家が巣の重さを競う「ヘボの巣コンテスト」が行われるほど。

 昼ごろ、ボンネットバスは恵那市串原の「ささゆりの里」に到着。 中に入ると、炊いている途中の「へぼ釜めし」がずらり並んでいます。

 この「へぼ釜めし」、通常メニューとして800円で味わうことができます。

 炊けるのにおよそ25分から30分かかるそうです。このときはツアーで前もって連絡してあったので、炊飯の最終局面に入っていました。

 火が消えるまでじっと待ちます。なかなか消えないなぁ。周りは食べ始めていますが、ここはこらえます。

 よし。蓋を開けると、ご飯の上に、いい感じに焦げたヘボが。さなぎから、ほとんどハチの姿になっているものまでさまざま。

 しゃもじで釜の中をかき混ぜ、しばらく蒸らします。

 さあ、食べましょう。あまり中を見つめないようにして、米とともにヘボを口の中へ。

 口の中で違和感を感じることなく、歯ごたえは柔らか目。ヘボそのものは甘みがあるということですが、釜飯のしょう油味がいい具合です。

 時おり、硬いものが混ざっていますが、これはおこげ …のはず。ハチの羽かもしれませんが。これはおこげです。うん。そう信じます。

 見た目でつい構えてしまいがちですが、食べてみれば、おいしい釜飯でした。

 「ささゆりの里」は、自然豊かな環境の中に、マレットゴルフ場や特産品直売所があります。

 ヘボにしても、この日訪れた桜の大木の数々もそうですが、岐阜県内には、自分がまだ見たことのないものが多くありそうです。

 岐阜県内を中心に鉄道やバスの話題や旅先の様子をつづっている「『鉄』記者ブログ」はこちらからhttp://www.gifu-np.co.jp/blog/tetsu/

 

 

鉄記者@岐阜>
住所  :岐阜県恵那市串原3111-4
電話番号:0573-52-2428
オススメ:へぼ釜めし

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