芳醇な地ビールで乾杯


夏と言えば、やっぱりビールですよね。今回は、マンボウ@紀州がお薦めする地ビール、和歌山県・南紀白浜の「ナギサビール」を紹介します。フルーティーでこくがあり、一度飲んだら忘れられません。
出来たてのビールを味わうことができるのが、直営レストランBARLEY(バーリィ)です。白浜の名勝、三段壁や千畳敷に近い絶好の立地条件。座席数が55席とたっぷりあるので、グループでの利用や貸し切りにも便利です。
リポートは楽しくやりましょう。「今晩はたらふく飲むぞ~」とばかり、総勢5人でいざ出陣です。
ビールは2種類あります。一つは黄金色のアメリカンウィート(生中490円)。チェコのザーツという世界最高級のアロマホップを使用しているビールで、さっぱりとした味わいです。もう一つがペールエール(同490円)。琥珀(こはく)色をしたビールで、こくのある濃厚な味が特徴です。しかも、切れがいいので、何杯飲んでも飲み飽きしません。ビール好きにはとっても危険なビールです。
バーリィで飲む時のマンボウ流はこうです。まず、アメリカンウィートをグラスで注文します。仕事を終えたあとの1杯はうまい! ぐびくびと、すぐにグラスが空になります。2杯目はペールエールです。これはグラスではなく、ピッチャーで頼みます。1.6リットル入って1800円。1人で飲むには手ごわいのですが、2人以上で飲むのなら絶対に得です。グラスにビールを注ぐたびに立ち上るクリーミーな泡。もうたまりません。
ビールと一緒に味わいたいのが、ドイツ人のソーセージ職人、シンドラーさんの5種盛りセット。生ハムやベーコン、ソーセージの盛り合わせが1580円。生ハムやベーコンは口の中でとろけます。
> ナギサビール社長の真鍋和矢さん(41)は12年前の1996年、弱冠29歳でビール造りを思い立ちました。もちろん、それまで酒造の経験はありません。弟の公二さん(39)も「白浜の地ビールを造ろう」という夢に参加。真鍋さんはアメリカに渡るなどして猛勉強し、試行錯誤の末、翌97年にナギサビールを発売しました。
90年代には多くの地ビール会社が産声を上げましたが、それに対抗するように大手ビール会社も味のバリエーションを増やしました。さらに、発泡酒や第3のビールが誕生するなど、この10年間でビール業界は激変しました。
そんな中で、ナギサビールには、根強いファンがいます。製造部門は、和矢さん、公二さんと従業員1人の計3人。製造できる量には限りがあります。6月の父の日には、ギフト用ビールの生産が追いつかず、ネットショップでの販売を一時休止するほどの人気でした。
贈答用のギフトパッケージは、ビール(330ミリ・リットル)7本セットが3150円、シンドラーさんの手作りソーセージとビール6本のセットが3360円(いずれも送料別)です。お中元にと考えている方はお早めに。
電話番号:0739-43-7373
オススメ:ナギサビール