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ニッポンのGOHAN

全国の新聞社スタッフの食べ歩きブログ。グルメ情報誌に載っていない隠れた郷土料理や意外な日常食、おもしろい食べ方などが満載!

これがB級グルメ全国3位の味! 各務原キムチ鍋

2009.1.19 10:00 共同通信
各務原キムチ鍋
各務原キムチ鍋

昨年11月、河川環境楽園( 各務原市 川島町 )で各務原(かかみがはら)キムチ祭りが開催された。B-1グランプリ(福岡県久留米で開催)で3位に入賞した各務原キムチ鍋を食べようと長蛇の列に並んだ。すでに無くなり食べられなかった。「鍋が食べたいー」。そんな気持ちが届いたのか作った方に出会い、お店で「各務原キムチ鍋(3150円)」を味わうことができた。

「プテチゲ」という名で出している各務原キムチ鍋は、焼肉大翔(那加新加納町)の社長・吉田佳弘さん(51歳)家族でもてなす豪勢な韓国風の創作料理。鍋に使う自家製キムチは、2週間以上寝かせ、熟成した完全発酵型のキムチを使う。より酸味を利かせることでだしにさらに深みとコクを引き出す。注文すると、座卓に一口コンロが運ばれた。その間、前菜7品が出てきた。待つこと5分。

食材がたくさん盛られた32センチほどの薄型鉄板鍋がやってきた。そこへアツアツの特製スープだしをかけ、コンロの火を点火。鍋には主役の自家製各務原キムチをはじめ、ハクサイ、ネギ、ハルサメ、エノキ、水菜、シイタケ、ズッキーニ、豆腐、ラーメン、牛肉、スパム(ハム)、アラビキ、トッ(もち)が入った14品。ぐつぐつ煮詰まった濃厚なオレンジ色「おー辛そー」。

キムチみそのいい香りが鼻に「キタ、キタ、キター」。スープを一口飲むと、ぴりっと利いた唐辛子味噌の香り深いスープだし。飲めば飲むほど、どんどん辛さが増して体も熱くなってきた。「これは、あったまるー」。野菜もだしがしっかり利いて、シャキシャキした食感が楽しめる。もちやハム・あらびき・牛肉にもしっかり味がついて「これはうまい!」。

鍋に少し具とスープを残し、店員さんに締めの料理をお願いすると・・・。

女将さんが目の前での演出。それは「キムチ雑炊」ではなく「キムチチャーハン」。

鍋にご飯を入れてほぐし時卵・ネギを入れ手早く調理。仕上げは、韓国のりを豪快にドバーッ・・・。磯の香りたっぷり「これはもう たまりましぇ~ん」。各皿にとりわけ一口。

「えー、えー、なにこれ うまー、なんだこれ」。今まで食べたことがない味。ぺろ~となくなった。

鍋の閉めは、まだまだ終わらない。焼肉のにおいがたまらない。最後に「牛カルビ」を注文。

その場で焼いて、肉をタレにつけ一口。「肉がとろけ、うまっー」どうにもとまらない。「追加注文」。

平成4年、脱サラで念願の飲食店焼肉を始めた吉田夫婦。今から8年前、「こんなのキムチじゃない」と客の一言で始まりで、本場の味や食材を求め語学を学び韓国で修行。自家製キムチは、韓国産唐辛子・みそ・地元の野菜ニンジンなど20品目以上入れて作る。スープだしは、味にともなう色がなかなか出ず試行錯誤の末、牛だしをベースに韓国産唐辛子・みそなど7種類をブレンドしてつくる「ニャンニョム」という合わせみそスープを完成。開店前にじっくり3時間以上煮込むスープ。キムチに使う韓国産唐辛子などの食材や鍋は、現地に直接足を運び仕入れるこだわりようだ。

各務原キムチ鍋は、味よし、香りよし、色よし、値段よし、美容によしという五拍子がうれしい。また2階・3階で食事しながら外を見ると、交差点で車のライトで輝く星のように見えるポラリス(北極星)の光景のよう。食後に各務原市民公園の冬ソナホワイトイルミネーション(毎年12月~1月末)へ。ちょっとしたグルメ旅。お腹も心もホットさせてくれるイチオシがここにある。

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キムチチャーハン

 

 

アマデウス@岐阜 (岐阜新聞)
住所  :岐阜県各務原市那加新加納町2307-1
電話番号:058-371-3523/FAX:058-371-1865
オススメ:各務原キムチ鍋
営業時間:17:00~00:00    

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