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ニッポンのGOHAN

全国の新聞社スタッフの食べ歩きブログ。グルメ情報誌に載っていない隠れた郷土料理や意外な日常食、おもしろい食べ方などが満載!

たいそう活気がある池袋の「たいぞうらーめん」

2009.6.8 10:00 共同通信
節骨麺たいぞうの「たいぞうらーめん」
節骨麺たいぞうの「たいぞうらーめん」

 私は5月25日に記事「カルティエ展の後に食べた上野精養軒のビーフシチュー」を発表したのだが、その後、ちょっとショッキングな反応があった。

 それは、

 「『ニッポンのGOHAN』で、なんでそんな高いものを取り上げるんだ」

 という批判である。

 「ヒロさん」からは次のようなコメントをいただいた。(記事末尾のコメント欄で見ることができる)

「4月に「阿修羅展」の方を見に行きました。

帰りは、上野精養軒ではなく、アメヤ横丁でした。

湯浅さんに負けてる。(^-^;)」

 「ヒロさん」は私に叱責をしている訳ではない。

 しかし、このコメントからは「通」のライフスタイルが見えてくる。

 やはり、日本人たるもの、阿修羅の一つや二つは見ておかねばならない。さらに、上野の博物館へ行った帰りは、ヒロさんのようにアメ横で安くてうまいものを食べるのが粋、というものであろう。負けているのはヒロさんではなく、私である。

 一方、47NEWS編集部内からは、

 「食事の単価が高すぎるのではないか」

 という内容の指摘があった。

 私は、とんでもなく高いものを食べてしまったのではないか…。

 「ニッポンのGOHAN道」や「GOHAN魂」、「清貧のGOHAN」、「スピリット・オブ・GOHAN」といったものから外れてしまったのではないか…。

 そんな自責の念に駆られるのである。

 もともと、「ニッポンのGOHAN」は、安い価格帯の料理が数多く取り上げられていた。

 私はそうした伝統を無視して、「ビーフシチュー ランドーレ風」(1890円)という超高額メニューを安易に注文してしまった…。

 高ければうまい、というのは当たり前である。しかも、有名ブランドの精養軒だ。まずいわけがない。

 私は大いに反省しなければならないだろう。

 今後は1000円以下のメニューしか取り上げない。そういった決意を表明し、今後の原稿に反映していきたいと思う。

20090528_gohan2_gaikan.JPG ということで、今回は価格を一気に低下させ、1000円以下で紹介したい。

 なんと780円だ。

 池袋東口のラーメン店。店名は「節骨麺たいぞう」。

 全然読めない店名であるが、実は「ぶしこつめん」なのである。

 看板メニューの「たいぞうらーめん」が運ばれてきた。スープを口に含んでみる。

 魚の風味に圧倒された。

 これまで食べたどのラーメンよりも、魚の味がするのである。

 決して生臭くはない。かつお節のダシがふんだんに入っているのだろう。スープには豚骨や昆布のダシも入っているらしい。

 これは、うまい。

 チャーシューも肉厚で、とてもよい。一気に食べてしまった。

 たいぞうの店内は、たいそう活気がある。

 「いらっしゃいませどうぞ!」「お客様、お一人ですか?!」という元気な声が響きわたる。

 お店の人は、こう語っている。

 「味もさることながら、接客を重視しています。従業員にはいつも『ラーメンで日本を元気にしよう』と言っています」

 従業員教育が徹底しているのである。

 6月1日からは夏の限定麺を開始。全店で、グリーンカレーのつけ麺、というのを提供していく。こちらのほうも楽しみになってきた。

 今回の食事のお値段は780円。1000円は切ったものの、ラーメンとしては割高感は否めない。だが、味はなかなかのものであった。

 今後もさらに安くてうまいものを探し、「ニッポンのGOHAN道」を極めていきたいと思っているのである。

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湯浅泉(47NEWS編集部)>
住所  :東京都豊島区東池袋1丁目40-9 第89東京ビル1階
電話番号:03-3984-3961
オススメ:たいぞうらーめん
営業時間:AM11:00〜翌5:00

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