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ニッポンのGOHAN

全国の新聞社スタッフの食べ歩きブログ。グルメ情報誌に載っていない隠れた郷土料理や意外な日常食、おもしろい食べ方などが満載!

体長1メートル、極上の天然ウナギ   

2009.6.22 10:00 共同通信
「超特大飛騨川天然うなぎ」の蒲焼
「超特大飛騨川天然うなぎ」の蒲焼

岐阜産の天然ウナギが予約で食べられるという情報を得た。

国道41号沿いにある「うな好 川辺店」。店の前には「特大うなぎあります」の看板が。お品書きには「超特大飛騨川天然うなぎ」御予約にて8000円-10000円とある。

「超特大飛騨川天然うなぎ」の大きさと重さはどれくらい? 1人で食べられますか?」と聞いてみた。「大きさは、1メートルくらいで重さは2キロ。とても1人では食べられませんよ。5-6人前はあるよ」と女将さん。これは、ぶったまげた。ギャル曽根ちゃんでないかぎり、1人では食べられない。ご主人が元気のいい特大天然ウナギを持ち上げて見せてくれた。

「これはすごーい。ほんとに大きいー」。

腕の太さくらいある特大ウナギを見て腰が抜けた。飛騨川に巨大ウナギが生息しているなんて驚きだ。早速、家族(6人)で味わった。

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特大天然ウナギを持ち上げる

「うな好 川辺店」のご主人

店主の坪内龍正さん(53)と女将の充代さんがもてなす「特大飛騨川天然うなぎ」は、全長95センチ。重さ2キロの超特大。特注まな板にのせて腹開きをしてから表の皮をぱりっと焼き上げて裏返し、じっくり素焼きして何度も両面を身の中まで火を通し表面はぱりっ、身はふっくら焼き上げる関西風。秘伝の甘たれに付け込み、さらに両面を軽く焼き上げた。そしてまな板にのせてから鉄串をゆっくり抜き、仕上げだれをかけ食べやすい大きさに切り、40センチほどの大皿2皿に盛る。待つこと45分。ご飯、肝吸い、香物、薬味と追加で養殖長焼きも大皿にのせてドーンと運ばれた。

赤褐色の特大蒲焼は、香ばしい香りと艶やかな照り、そしてふっくらしたボリュームある身はなんと53センチ。身の厚さも2.5センチと厚い。小皿に捕り置いた天然ものを一口食べると、甘辛い醤油味だがまろやかだ。ウナギの身は、ふんわり引き締まり脂汁がじゅわーと、甘辛い醤油味に絡み合い、脂のくどさがなく言葉にならないうまさだ。ウナギの皮は、コラーゲンたっぷりでぱりっとして硬くなくうまい。お椀に2切れをのせてうな丼にして食べ、さらに2切れのせ薬味(刻みネギ・わさび醤油漬け)を乗せてお茶付け風に食べたがわさび醤油味の辛味がなんとも食欲をかきたてる。最後にデザートのサービスで、メロンをごちそうになった。

40年前に「うな好 八百津店」で始まり、可児店、平成3年に川辺店を開店。特大天然ウナギは、10年前に常連客が持ち込み調理してもてなしたのが始まりで、4年前からお品書きに加えたという。地元のウナギ捕りの達人3人から仕入れ、1ヶ月以上、清水で泳がせて泥を吐かせ臭みをとったものだ。秘伝のたれは、2時間以上かけてこしらえ、1年以上寝かす付け出しの40年もの。子供からお年寄りの方々の味覚に合うように、ほんのり甘辛くした味だ。ウナギはふっくらジューシーになるよう焼き加減にこだわる。

水辺の美しいのどかな川辺町。食後には、天然ウナギが捕れるという飛騨川に立ち寄った。川辺ダムの周辺をゆっくり歩くと、愛宕山が見え、川辺には逆さ富士(米田富士)が映るほど緩やかに水は流れリラックスできる。ここで育つ天然ウナギは、10年ものだとご主人は教えてくれた。

【岐阜新聞の食関連サイト】

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アマデウス@岐阜 (岐阜新聞)>
住所  :岐阜県加茂郡川辺町上川辺1720-1
電話番号:0574-53-5851
オススメ:「超特大飛騨川天然うなぎ」の蒲焼
営業時間:11:00-14:00, 16:00-20:30

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