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ニッポンのGOHAN

全国の新聞社スタッフの食べ歩きブログ。グルメ情報誌に載っていない隠れた郷土料理や意外な日常食、おもしろい食べ方などが満載!

みそとチーズと玄米の三角関係 和風 金山寺みそのリゾット

2010.1.4 10:00 共同通信
大切りの野菜にほんのりみそとチーズ風味
大切りの野菜にほんのりみそとチーズ風味

 私が旅行帰りや残業続き、食傷気味の時など疲れた時に必ず食べたくなる物。それは、おかいさん(茶がゆ)、梅干し、金山寺みその3点セットだ。

おかいさんを流し込みながら、梅干しの酸味と金山寺みその甘みを交互に味わうと、体も心もリセットしてくれるような感覚になるのだ。

 いずれも和歌山を語るに欠かせぬ食べ物だが、今回は金山寺みそを使った料理をご紹介。金山寺みそは和歌山県ではおなじみの保存食ではあるが、地元の人もびっくりのメニューで味わわせてくれるのが白浜町の「ミルク&ビアホール 九十九」。白良浜海水浴場にほど近く、観光客で深夜までにぎわうお店。地ビール「ナギサビール」の生だるを置く、地元でも数少ない店としても知られる。

 ピザやパスタなどカフェバーにおなじみのメニューの中でひときわ目を引く「金山寺みそといろいろ野菜の玄米リゾット」(\1,450)。金山寺みそは、古い歴史を持つ和歌山県の伝統食品。いわゆるおかずみそで、基本的に調味には使わない。具は、ウリやシソ、ナスなど夏野菜が多いのが特徴だ。

 店主の古久保寿樹さん(36)は、隣町の田辺市龍神村出身。休みの日には、実家の田んぼでお母さんと一緒に無農薬の米作りをしている。もちろん、リゾットにもこの米を玄米で使う。野菜にもこだわりがある。すべてを、地元の農業法人が無農薬栽培しているものでまかなっているのだ。ピンセットで害虫を一匹ずつ取る作物もあるというから驚きだ。

 自慢の玄米を金山寺みそとチーズで味付け。こだわりの無農薬野菜はとにかく大きく、豪快に切ってありゴージャス。野菜は10種類ほどで、季節により違う。この日はニンジン、レンコン、ベニゲショウダイコン、ナガイモ、ラディッシュ、ツルムラサキ、ニンジンの葉、春菊、シイタケ、トマトが入っていた。

 大切りの野菜をほおばると「ザクッ」とほどよい歯応えに野菜本来の甘み。プチプチとした玄米の食感がついてくる。そして、控えめにほんのりと広がる金山寺みその甘みとチーズの香り。金山寺みその甘みはやはりおなかも心も「ほっ」とさせてくれる。深みのある味わいのナギサビールをゴクッと流し込むと気分は最高だ。みそとチーズという組み合わせが何とも意外なのだが「和洋の発酵食品の代表格のコラボレーションですよ」と古久保さんに言われると納得だ。

 もうひとつお薦めが「白浜カプチーノ」。白浜と言えば、今やパンダの町。町内のサファリパーク「アドベンチャーワールド」では全国でも最多の7頭(2009年12月現在)のパンダを飼育しているのだ。そんなかわいいパンダファミリーを古久保さんが、カプチーノの泡で器用に描いてくれるのだ。白浜観光の際にはぜひ飲んでみて。

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パンダの絵は何通りもあるので

みんなで飲んで楽しめる

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とこま@紀州 (紀伊民報)
住所  :和歌山県西牟婁郡白浜町3309-22(銀座通り)銀座ビル1F
電話番号:0739-43-0702
オススメ:金山寺みそといろいろ野菜の玄米リゾット 1450円
営業時間:18:00-24:00

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