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ニッポンのGOHAN

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東京で味わうモチモチの富士宮やきそば 【GOHAN特製原稿】

2010.8.2 10:00 共同通信
富士宮やきそば ミックスA(イカ・豚)目玉焼きトッピングつき
富士宮やきそば ミックスA(イカ・豚)目玉焼きトッピングつき

 うまいご当地グルメの筆頭格として名高いのは「富士宮やきそば」。めんがモチモチシコシコして、食べごたえがあるのが特徴である。

 この富士宮やきそばを提供する良心的な店が、東京・西葛西にある。

 えっ、西葛西? って、どこ? という疑問も生じるかと思う。

 西葛西というのは、東京都江戸川区の南部に位置する街で、おおまかにいえばベッドタウンである。

 この街を訪れて、お店で実際に富士宮やきそばを食べてみた。

 店の名前は「きのこや西葛西店 よこちゃん」。

 カウンター10席のみの、こぢんまりとしたお店である。オープンは2006年8月8日で、実に縁起のいい日にオープンしたものである。もうすぐ5周年になる。

 カウンターの中ほどに座り、「富士宮やきそば ミックスA(イカ・豚)」を注文。目玉焼きのトッピングもお願いした。

 カウンター越しに、富士宮ヤキソバがやってきた。

 具はシンプル。キャベツにネギ、豚肉、イカに紅ショウガ。

 カツオブシの粉がふんだんにふりかけられており、食欲をそそる。

 口に運ぶと、うーむ、実にモチモチシコシコした食べごたえ。

 これはそんじゃそこらでは味わえない食感だ。

 味のほうは実に正統的。めんとソースが絶妙のハーモニーをかもし出している。

 お店のホームページを見ると、「富士宮やきそばの麺の特徴」として以下のような記述がある。

 小麦粉と水で練って麺を蒸した後、一般的な製法ではもう一度ボイルするが、富士宮の麺は強制的に冷やし、油で表面をコーティングします。そのため、水分が他の麺に比べ少なく、コシのある麺ができ、食感に違いがでます。なぜこのような麺ができたかは定かでないが、冷蔵庫などの保存方法が普及していない時代に、富士宮に数多くあったやきそば店からの要求に応え、日持ちするやきそばの製法が確立したと言われています。

 このお店では、富士宮の製麺所からめんを直送してもらっているという。

 このため、富士宮やきそばが持つ独自の「もちもち感」が味わえるのである。

 店内は高校生の女の子2人と、友人同士と思しき男女、マンガに読みふけっている若いサラリーマン風の男など。全員が常連であり、高校生らは店の人と親しげに話している。

 このお店は、実に地域に密着したお店であることが分かる。

 ぜひこういうお店は、末永く続いていただきたいと思うのである。

 

 

湯浅 泉 (47NEWS編集部 ライター)>
住所  :東京都江戸川区西葛西6-23-3
電話番号:03(3686)1317
オススメ:富士宮やきそば ミックスA(イカ・豚) 目玉焼きトッピング
営業時間:11:00-23:00(平日) 11:00-20:00(日曜)(15:30-17:30は準備中)

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