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ニッポンのGOHAN

全国の新聞社スタッフの食べ歩きブログ。グルメ情報誌に載っていない隠れた郷土料理や意外な日常食、おもしろい食べ方などが満載!

店は狭いけれどもうまい、スープストックトーキョーのカレー 【GOHAN特製原稿】

2010.9.6 13:30 共同通信
「茄子と鶏肉のスパイシーカレー」と「とうもろこしとさつま芋の冷たいスープ」のセット
「茄子と鶏肉のスパイシーカレー」と「とうもろこしとさつま芋の冷たいスープ」のセット

 会社の近くにスープストックトーキョーというお店がある。

 スープを出すこざっぱりとした店で、首都圏を中心にチェーン展開している。いろいろな味のスープを用意しており、一度は入ってみたかったのである。

 カウンターに座り、「茄子と鶏肉のスパイシーカレー」というものを頼んだ。セットにして、スープとアイスコーヒーをつけてもらった。

 お店のパンフレットには次のような説明があった。

様々な香辛料によって、複雑な辛みを引き出した南インド風カレー。酢漬けのハラペーニョが辛さを際立たせます。素揚げした茄子としし唐の色も鮮やかに、夏にぴったりのスパイシーカレー。

 これは実に美味であった。カレーはあくまで辛く、その中に精妙なうまみがある。おくらかと思って食べたものが、実はハラペーニョであり、口の中がパニック状態になったのであるが、これはこれでおつなものだ。

 ほてった口の中をさますために、「とうもろこしとさつま芋の冷たいスープ」を口にした。こちらは冷たくてさわやかで、クリーミーな味わいがある。カレーと交互に食うのが実によろしい感じである。パンフレットの説明は以下の通り。

北海道産のスイートコーンと国産の紅あずまのおいしさを十二分に発揮させました。素材独自の甘さが魅力の冷たいスープです。あまずっぱいりんごチップを添えました。

 しかし、問題は店の狭さ。

 とにかく、いろいろなものが狭いのである。カウンターに座ると、横幅は狭いし、テーブルの奥行きも狭いし、通行スペースも狭いし、調理スペースも狭そうだ。

 横に人が来たので、ちょっと斜めになっていた体の居住まいを正し、「すみませんすみません」と謝った。

 これではゆったりと食事ができないのではないか、と思ったりもした。

 まあしかし、吉野家だって松屋だって狭いのだから、スープ店だって狭くてもいいのではないか、と思ったのである。

 「スープストックトーキョー」のホームページには、以下のような説明が書かれている。

年齢や国、男女、生活のスタイルを問わず、スープは、0歳~100歳まで幅広く親しまれる料理です。食材がたっぷりと煮込まれた滋養味。異国の文化や伝統を取り入れるなどの自由自在なアレンジ。スープには無限の可能性が拡がります。かつては、スターターやサイドディッシュとしての役割を担っていたスープも、今ではそれぞれの方法で各々の食生活に取り入れられるようになりました。Soup Stock Tokyoは果てしない可能性を持ったスープと、スープから始まる食の提案を、これから先もたくさんの人たちの食卓に届けていきます。店舗で楽しんでいただくだけでなく、時にはご自宅へ、または人が集う場所へ、方法も様々に届けていくことが私たちの Soup for All! です。

 実にすばらしい理念である。

 しかも、味もすばらしい。

 これからは、店が少々狭くても文句を言わないようにしたい、と思った次第である。

 

 

湯浅 泉 (47NEWS編集部 ライター)>
住所  :東京都港区新橋2-20 新橋駅東口地下街1号
電話番号:03(5573)2835
オススメ:「茄子と鶏肉のスパイシーカレー」と「とうもろこしとさつま芋の冷たいスープ」(アイスコーヒー付き)
営業時間:8:00-23:00 (平日) 8:30-22:00 (土日祝)

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