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ニッポンのGOHAN

全国の新聞社スタッフの食べ歩きブログ。グルメ情報誌に載っていない隠れた郷土料理や意外な日常食、おもしろい食べ方などが満載!

野菜の新鮮な味をそのまま生かした「農民惣菜プレート」 【GOHANスペシャル】

2011.11.14 10:10 共同通信
農民惣菜プレート
農民惣菜プレート

 紅葉が色づく季節。わが家のザクロはたわわに実り、赤っぽく熟している。秋といえば収穫の季節だが、私としては、「食欲の秋」に目を向けざるを得ない。どこか、秋をゆっくりと堪能できるお店はないものか。

 そんなことを考えながら、下北沢(東京都世田谷区)辺りを歩いていると、昔ながらの造りの家を見つけた。いや、違った。よく見ると、古い民家を改装したカフェだ。外観から落ち着いた雰囲気がうかがえる。その名は「農民カフェ」。

 農民とカフェ。ギャップのある言葉を結び付けたところに魅力を感じた私は、このお店の人気商品という「農民惣菜(そうざい)プレート」(1200円)を食べてみることにした。


■古い民家を改装した「農民カフェ」の玄関
■古い民家を改装した「農民カフェ」の玄関

 プレートに盛られた品はご飯と大根の煮びたし、小松菜とホウレン草、春菊のごまあえ、キャベツと玉ネギ、ニンジンの卵焼き、ジャガ芋のかき揚げなど野菜をメインに調理したものだ。どれもさっぱりした味付けで、おいしい。ランチにはちょうどいいボリュームだ。

 ところで、「農民カフェ」という店の名前が気になっていたので、お店の人に由来を聞いてみた。すると、「農民とは自分たちのこと」という意外な答えが返ってきた。

 実は、お店で使っている米は、お店のスタッフが千葉県流山市内の田んぼで育てたもので、田植えや稲刈りなど忙しい時期になると、お店を休業し、スタッフ総出で出掛けて作業するのだという。


■「農民カフェ」2階の客室
■「農民カフェ」2階の客室

 こだわりは「野菜の味」。野菜にあまり手を加えず、新鮮な味をそのまま生かしている。野菜の産地は世田谷区や栃木県など関東が中心で、岐阜県からも取り寄せている。

 私は2階のお座敷で食事をしたが、1階にはテーブルが置かれていて、庭の眺めを楽しむことができる。庭でも食事ができ、1階のスペースと庭を合わせると、広々とした空間になり、ゆったりと時間をすごせる。都会の真ん中で思いがけず、爽やかな秋を堪能できた。

 

 

臼居泰祐@東京(47NEWS)
住所  :東京都世田谷区北沢2-27-8
電話番号:03-6416-8176
オススメ:農民惣菜プレート
営業時間:11時半~22時(ランチは17時まで)

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