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ニッポンのGOHAN

全国の新聞社スタッフの食べ歩きブログ。グルメ情報誌に載っていない隠れた郷土料理や意外な日常食、おもしろい食べ方などが満載!

徳島の山里の幸を楽しむ和製マカロン「阿波遊山」

2012.3.5 12:00 共同通信
和製マカロン「阿波遊山」
和製マカロン「阿波遊山」

 浮雲のような純白の箱の中に、色とりどりのかわいいお菓子が行儀よく鎮座する。マカロン?いや違う、これは和菓子だ!

 そごう徳島店、和菓子の名店「菓游 茜庵」、地元タウン誌がタッグを組み、徳島の名産物を全国に向けて発信しようという企画によって誕生した和菓子「阿波遊山(あわゆさん)」。

 和菓子好きの女性モニター20人を集め、こんなお菓子が「食べたい」「買いたい」「お土産にしたい」という意見をもとに、茜庵の知恵と技でもって研さんを重ね作り上げた珠玉の和菓子だ。

 検討を重ねて最終的にモチーフにしたのは、「マカロンみたいなお菓子」「かわいいお菓子」「カラフルなお菓子」「地元の山里の幸をいろいろ味わえるお菓子」という声。加えて、徳島の名産物(地産素材)を使うというメインテーマに沿って形にしていった。


■もぎたて果実のような風味が広がる「山桃」
■もぎたて果実のような風味が広がる「山桃」

 出来上がったのは、目にも楽しい七色の和製マカロン。コロンとした丸みを持つ柔らか生地に、色鮮やかなこだわり餡をしのばせる。何とも愛らしい出で立ち。

 菓子ようじで触れるとスッと引き込まれるしっとり感。切り分けて漂うほのかな香りは、餡に練り込まれた山里の素材。スダチ、山桃、ブルーベリーに鳴門金時…。素朴だけど、一つ一つにしっかりとした個性。茜庵がこだわる良質な素材の味が生きる。

 和菓子の伝統的手法“浮島”でマカロン


■愛らしい手のひらサイズ
■愛らしい手のひらサイズ

 和菓子ファンの声に応え、全く新しい発想の和菓子に挑戦した茜庵。「徳島の地産素材を使う」という条件には、既に地元の良質素材を使ったおいしい和菓子を数々手掛けてきた長年の経験から何ら問題はなかった。悩んだのは和菓子としての『マカロン』の表現だ。

 「工場長とやっとのことでマカロンは作れたものの、和菓子にどうアレンジするか、本当に苦しみましたね。はっきり言って『(引き受けてしまって)しまった!』と思いましたよ」と西川佳男社長は笑う。


■風情あるたたずまいの茜庵本店
■風情あるたたずまいの茜庵本店

 洋菓子と同じマカロンを作っても仕方がない。「そんな時ひらめいたんです。カステラ生地を蒸す “浮島” という和菓子の伝統的手法を。工場長もそれならできると思ってましたと言うんですよ」

 浮島で作るマカロン風生地は蒸しカステラゆえに本物のマカロンと違ってしっとり、フワフワ。その意外性がとてもユニーク。きっといいものができる。しかし、浮島は卵を使うカステラ生地ゆえ、黄身の黄色が生地に出る。ベースとなる生地が白でないとカラフルな色がキレイに付けられないという難題が。

 「そこで不思議なことがありましてね…」と西川さん。この企画に参加する少し前から阿波遊山を成功させるためのいくつもの伏線があったとか。………≪記事全文はこちら≫

 

 

イコールグルメ@徳島(イコールグルメ 徳島)
住所  :徳島市徳島町3-44(茜庵本店)/徳島市寺島本町西1-5 そごう徳島店地下1階(そごう店)
電話番号:茜庵本店は088(625)8866/そごう店は088(625)2344
オススメ:阿波遊山(7個入り)
営業時間:茜庵本店は9~19時/そごう店は10~19時30分
営業日 :茜庵本店は年中無休(元日除く)/そごう店はそごう徳島店に準じる

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