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ニッポンのGOHAN

全国の新聞社スタッフの食べ歩きブログ。グルメ情報誌に載っていない隠れた郷土料理や意外な日常食、おもしろい食べ方などが満載!

初めて食べるウサギ肉料理 柔らかくまろやか ほのかに草の香りも 【GOHAN特製原稿】

2013.8.5 11:12 共同通信
ウサギのポルケッタ
ウサギのポルケッタ

 牛、豚、鶏はもちろん、鹿、熊、イノシシ、カモといったジビエや、蛇、カエル、ウミガメなどの肉を食べたことがあったが、初めてウサギの肉を食べる機会に恵まれた。東京・三田の駐日イタリア大使館で開かれた、「イタリアンレストランウィーク」(11月開催)の記者発表会後のレセプションのメニューの一つにあったのだ。

 レセプションで提供されたメニューは、前菜にアーティチョークと車エビのテリーヌ、ズッキーニのスフォルマート、魚介のサラダトマトジュレ。プリモはホウレンソウとリコッタの自家製ラビオリ・オーロラソース、フジッリ・サルシッチャとポルチーニのカラブリア風、セコンドに真カジキのインポルティーニとともに、ウサギのポルケッタが登場。ドルチェはパンナコッタ、マンゴーのロールケーキ、カンノーリの3品だ。どの料理も素材の良さを生かしていて、まさに「口福」のひと時だ。


■イタリアンレストランウィークに参加するシェフたち
■イタリアンレストランウィークに参加するシェフたち

 さて、ウサギのポルケッタだが、ヴィーノ・デッラ・パーチェ(東京・西麻布)の小西達也シェフ自慢の一品。ウサギで作ったチャーシューとでも言えばいいのだろうか。オーブンでローストした上、ソースをからめている。一口かじると思いのほか軟らかく、口の中でほろっと、とろける。肉汁と、ウサギの骨からとっただしの「ジュ」を煮詰めたソースを楽しみながら咀嚼しているうちに、鼻腔を高原の風のようなほのかな草の香りが吹き抜ける。思わずお替りしてしまった。「日本ではなじみが薄いが、イタリアでは全国で食べられている。味わいも深く優れている」と小西シェフは食材としての魅力を語る。 

 イタリアンレストランウィークは11月2日から17日に開催。首都圏を中心に100店を超えるイタリアンの名店が参加する。気になる料金だが、各シェフがこの企画のために考案したアンティパスト、プリモ、セコンド、ドルチェの特別コースを、ランチなら2000円か5000円、ディナーでも3000円、5000円、1万円と懐に応じたリーズナブルな料金で楽しむことができる。

 「イタリアの文化や地域の特徴を再発見できるイベントにしたい」と日本イタリア料理協会の会長を務める落合務シェフ。参加店のイタリア人シェフの一人は「トラットリアからファインダイニングまで、日本で言えば、居酒屋から料亭までのようにさまざまな店の味を楽しめます」とイベントの意義を話していた。

 ヴィーノ・デッラ・パーチェの電話は03(3797)4448。

 

 

中村彰@47NEWS(47NEWS)
住所  :東京都港区西麻布4-2-6 
電話番号:ダイナースクラブイタリアンレストランウイーク事務局、電話03(3409)5563
営業時間:午後6時から午前零時半

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