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ニッポンのGOHAN

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宇和島発祥究極の卵かけご飯 2つの食べ方楽しむ愛媛・鯛めし【GOHAN特製原稿】

2013.10.28 11:48 共同通信
「かおりひめ」の宇和島・鯛めしは、タイをご飯に載せてからたれをかける。同店では、炊き込みご飯の鯛めしも提供しており、食べ比べも可能だ
「かおりひめ」の宇和島・鯛めしは、タイをご飯に載せてからたれをかける。同店では、炊き込みご飯の鯛めしも提供しており、食べ比べも可能だ

 「はらこ飯」「さばのへしこ」「からしれんこん」…と、食材から調理方法まで独自色が強く、地域で長く愛されている郷土料理。「きりたんぽ鍋」や「みそ煮込みうどん」のように知名度の高い料理も少なくない。「鯛めし」もその一つ。愛媛県が発祥なのだが実はこの料理、食べ方が二つあるということをご存じだろうか。

 瀬戸内海に面し、海の幸が豊富な愛媛でタイは県魚。漁獲、生産量は全国一の5割以上を占めており、「愛鯛」と称したブランド品もあるほどだ。最近登場したのが「みかん鯛」。かんきつ類の一大生産地らしく、飼料に伊予柑をブレンドして育てたという。生臭さが消え、口の中に爽やかな香りが残るのが特徴で、同様の「みかんぶり」と並んで話題を呼ぶ。

 「鯛めし」に話を戻そう。食べ方は地域による。全国区の炊き込みご飯は松山や今治などがある中予、東予のもの。もう一つは、生のタイを使う南予の宇和島辺り。

 前者は、タイ1尾を米や具材と一緒に丸ごと釜にいれて炊き込む。出来上がったら、身をほぐしてご飯に混ぜ込んで食べる。タイのエキスが凝縮した上品な味わい。


■全国区の炊き込みご飯。鯛のうま味が凝縮したぜいたくな一品だ
■全国区の炊き込みご飯。鯛のうま味が凝縮したぜいたくな一品だ

 一方、後者は、地域がかなり限定されるため、県内でも少数派。こちらは「究極の卵かけご飯」と呼ぶにふわしい。

 南北朝時代から江戸時代まで、宇和島の沖合、日振島を中心に活躍した伊予水軍が船上で口にした、海賊飯が始まりといわれる。「ひゅうがめし」とも呼ばれ、昔はアジなどを使うのが一般的だったそうだ。

 主役は新鮮なタイの刺身。それにしょうゆ、みりん、生卵、だし汁、ごまやネギなどの薬味を混ぜ合わせ、熱々のご飯に載せる。タイと甘いたれの相性は抜群で、ご飯が進む。食欲が落ちる夏場には冷や飯で試したい。

 数年前、その存在を知った記者もお気に入り。ランチで通う東京・新橋の日本料理店では、タイをたれにくぐらせた後、ご飯に載せるづけタイプ。もう一つ、ご飯にタイを載せた後、たれをかける食べ方もある。

 先日、同じ新橋にあるアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」の郷土料理店「かおりひめ」で試食する機会があった。タイのぷりぷりとした食感と独特な香りをダイレクトに楽しめ、また別のおいしさを実感できた。

 

 

三枝正道@東京(47NEWS)(47NEWS)
住所  :東京都港区新橋2の19の10 新橋マリンビル2階
電話番号:03(5537)2684
オススメ:宇和島鯛めしの定食(ランチ)

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